春の道普請、ふるさと会総会のご案内
小雪だった山古志は、雪解けが早く、水芭蕉、カタクリの花も咲き始め、早めの春がやってきました。
中越地震20周年を迎える今年度の最初の行事として、木籠ふるさと会の総会と木籠集落の春の道普請の開催をお知らせいたします。
春の道普請及びふるさと会総会 4月28日(日)
・道普請 9時より (ふるさと会会員は諏訪神社周辺、郷見庵周辺の清掃を行います)
・ふるさと会総会 11時頃より(道普請が終わり次第総会を行います)
総会終了後、山菜がそろそろ出始める時期ですので、午後らも山菜狩りを楽しみたいと思います。
(山菜狩りには地権者への協力金をお願いする場合もあります)
※ 総会に参加される会員さんには令和6年度分のふるさと会会費をご準備頂けると助かります。
椎茸の菌打ち
4月7日、椎茸の菌打ちをしました。
冬のうちに倒れてしまった木々に活躍してもらいます。
ドリルでゴオオオオーーっと穴を空け、1.5cmほどの椎茸の菌を1個1個差し込んで、トントントンと叩き込みました。
丸太も菌床の数もかなりあって、春らしい陽気にけっこう汗ばむ作業に一苦労。
そのあとは、木陰に運んで秋を待ちます。期待の大収穫なるか!?
春が来ました
4月7日、春らしいお日様に、木籠もぽかぽかでした。
水芭蕉にカタクリなどの山野草、フキノトウも顔をだしました。
雪割草も満開。
神社にお参り。郷見庵を訪れる人も。
ひな祭りお茶飲み会
桃の節句3月3日には例年1メートル以上の積雪がありますが、今年は前日の降雪にもかかわらず50~60cm程度と積雪が少ない節句になりました。
この日、木籠にはふるさと会の常連さんと集落のおばーちゃん達が集まり、ふるさと便りの発送作業やお釈迦団子作りの後、ひな祭りお茶飲み会で賑やかな一日を過ごしました。
賽の神
中越地震から20年目の令和6年も、新年早々の能登半島を襲った大震災で新潟県でも液状化現象による被害が発生いたしました。
早期の震災復興、五穀豊穣、無病息災を願って木籠集落の賽ノ神を行いました。
今年は4年ぶりの雪上餅つきも行い、付きたての餅で雑煮、おしるこで腹ごしらえを行い、賽ノ神に点火して被災された方たちのご無事と一年の息災をお祈りいたしました。
尚、今年の餅つきでは集落住民の伊吉さん(伴大工さん)(故人)が中越地震で水没し掘り出した臼を20年ぶりに復活して使用いたしました。
賽の神のお知らせ
五穀豊穣、一年の息災を祈念する小正月の行事、賽ノ神をご案内いたします。
日時 1月14日(日)
AM10時頃から集落の方達と一緒に賽ノ神の組み付け作業を行います。
賽ノ神が出来上がり次第(11時過ぎ?)から餅つき、汁物の振舞いの後、賽ノ神を点火し、前年のお札等のお焚き上げや、スルメや餅を焼いてお楽しみ下さい。
(年男、年女となられる方に点火役をお願い致します)
皆さまのご参加をお待ちしております。
4年ぶりの蕎麦打ち
11月19日(日),コロナ禍以来4年ぶりに蕎麦打ちが20名以上の大勢の参加者のもと行われました。
この賑わいは本当にコロナ禍が夢だったかのようです。準備や協力をしてくれた皆さん、集まってくださった皆さん、こうして一緒に秋のひと時を過ごせることに感謝します。ありがとうございました。
蕎麦打ち体験のご案内
新蕎麦が美味しい季節になりました。
4年ぶりにふるさと会恒例の蕎麦打ち体験会を下記のように行うことになりましたので参加くださる方の連絡をお待ちいたします。
日時・ 11月19日(日) 10時より 木籠集落公民館
会費 500円 (てんぷら付蕎麦が召上がれます)
蕎麦打ち~蕎麦切り~蕎麦茹で~天ぷら作り等の作業を分担して行います。
一回の蕎麦打ちで5人前の蕎麦が打てますが、参加人数によって蕎麦粉の仕入れが変わりますので、事前に参加の連絡をお願いいたします。
又、直接蕎麦打ち作業を希望の方も連絡をお願いいたします。
郷見庵感謝祭の案内
10月23日は19年前、新潟県中越地区を襲った“中越地震”の震災記念日で、
又、震災後、皆様のご支援によりオープンした郷見庵の創立記念日でもあります。
今年もお世話になった方々への感謝の気持ちを込めて“郷見庵感謝祭を開催いたします。
今年は予てより交流のある“阪神淡路大震災”の被災地の神戸市長田区の皆さんが
郷見庵を訪れて頂けるますので山古志木籠ふるさと会と阪神淡路の被災者の方々との
“被災地交流会”を行います。
又、感謝祭として、春に植えた熊本地震の被災地から送られた里芋の芋掘り会や芋煮会、
記念日の餅つき会や津軽三味線の演奏を計画しておりますのでお出で下さるようご案内
申し上げます。
郷見庵感謝祭 10月23日(月)
*里芋掘り 9時30分より (お手伝い頂いた方に掘った里芋のおすそ分けがあります)
*餅つき 11時30分ごろより
*芋煮汁の振舞いの振舞い 12時ごろより
*津軽三味線演奏 1時ごろより (2020年全国コンクール準優勝の湯沢町“一文会”の方々)
被災地交流会 1時30分ごろより
パネル紙芝居やDVDによる阪神淡路の現状報告、山古志木籠集落の中越地震紙芝居など
木籠の稲刈り
夏の暑さも落ち着き、9月18日にふるさと会の稲刈りが行われました。
この夏の猛暑と水不足によって稲の育成が心配でしたが、美味しそうな黄金の稲穂に育っていました。
まずは郷見庵に集合。稲刈りイベントの朝礼。たわいもない会話がみんなの心の輪を作り、
チームワークにつながり、やる気スイッチオン。田んぼにレッツゴー!
バインダーでは刈れない畦の淵を手刈り作業。稲刈り鎌が藁を刈る感触!!
ザクッ、ザックッ!!体験した人にしかわからない感覚に少し興奮。
刈り取った稲を軽トラックに積み込み、はざかけ作業。作業は本当に大変。
時に吹く秋風が気持ちよく、頑張れ-!と応援してくれているみたい。
昼食はお母さん達の手作り料理。みんなでおにぎりを頬張り、山の幸が疲れた体に染み渡ります。
昔ながらのはざかけ作業、大変でしたが皆さん本当にありがとうございました。 田んぼ中を歩いたり、稲の匂いや、チクチクする肌の感触は貴重な体験。
AIやテクノロジーの進化、スマート農業では味わえない。
便利や効率重視と言われがちでも、豊かな自然の暮らしや、きれいな地球に生まれた意味、
汗臭さや泥まみれの中に人と人との繋がりの大切さを考えてみました。
改めて生き方を学んだ一日。こんな思いをさせてくれた「山古志木籠ふるさと会」にいいね♡