稲刈りについて(報告とお詫び)
9月10,11日の週末、急遽稲刈りをいたしました。
今年の稲は背が高く伸びたうえ、最近の豪雨と残暑の繰り返しの影響でかなり倒れてしまいました。
稲穂はしっかり実ったものの、台風の後の田んぼに渦巻くように倒れた場所もあり、稲穂が水や泥に浸かってしまいました。
そのため、松井さん一家と、地元の経験豊富な方々などで、急いで刈り取ることになりました。
機械で刈れない部分は、かなり足場の悪い中、手刈りで苦労していただきました。
無事、刈り取った稲ははざにかけられて、今はじっくり乾燥をさせています。
春に田植えをしてくださり、稲刈りを楽しみにしていた方々には、前もって、ホームページでの連絡ができず、大変申し訳ありませんでした。
また、急に集まっていただいて、何とか刈り取り、はざかけをしてくださった方々、ありがとうございました。
今後、お米になったときには、皆様のお口に届くよう工夫できればと思っております。
ここに、ご報告と合わせ、感謝とお詫びを申し上げます。
里芋掘り会
木籠のお盆
8月15日、木籠のお宮さまに神主様を迎えて、お盆のお祓いと祝詞を奏でていただきました。
コロナ禍で食事や輪になっての盆踊りは自粛しましたが、
力強い太鼓の音が集落に響き、お盆の雰囲気がぐっと盛り上がりました。
盆歌も太鼓に応えて唄われて、手拍子や合いの手が入ります。
雨で足場もぬかるみましたが、自然と踊りたくなって、リズムに合わせてその場で手足が動きだしたり
してしまいました。
皆で顔を合わせることができ、十分にお盆の気分を味わうことができたのでした。
夏の行事予定
夏の行事、盆踊りの時期が近づいてまいりましたが、この夏も第7波のコロナ感染が新潟県内においても急速に拡大
しておりますので、本年も夏の道普請と集落住民中心に村の鎮守様の例大祭として、神官をお迎えして諏訪神社での
お祓いを持って盆行事と致します。
1・夏の道普請 8月11日(祝)午前9時 郷見庵集合
・集落内道路脇の草刈り
・諏訪神社境内の草刈り、お宮内の清掃
2・盆 8月15日(月)
・4時ごろより、諏訪神社のお盆神事として、神官をお迎えしてお祓い・祝詞奏上
その後、集落有志により盆太鼓の披露 (雰囲気が盛り上がれば盆踊りも??)
笹団子、チマキ作り
さて、7月3日に3年ぶりの笹団子、チマキ作りを行いました。
材料は木籠で調達します。草をかき分けスゲを取りに行きました。除草剤が散布されたところにスゲは生えていません。自然のままの状態でスゲが生えている場所を見つけます。
次は笹の葉取りに出発。小雨のおかげでみずみずしい緑色の、ピンと張った笹の葉がたくさんとれました。みんなで笹の葉を取り分けます。カタツムリもついてきちゃった。この葉を重曹で煮て、きれいに拭いておきます。スゲも煮て干して、芯をゆわえる紐として使います。かれこれ一か月ほど前からの準備です。
当日、美しい笹の葉と、柔らかいスゲでお団子やもち米を包み、笹団子とチマキにします。小豆も木籠産。いい具合に焚いてもらいました。
スゲの結び方に苦労しながら、ベテラン先生たちに教えてもらって、個性豊かな団子とチマキができました。
お昼にみんなでいただいて、出来立て熱々をほおばりました。しあわせ~。準備してくれた方々、参加してくださった方々、みなさんありがとうございました。
チマキ作り体験のご案内
柔らかい笹の葉が芽吹く季節になり沢山の笹の葉とスゲの芯を採取いたしましたので、3年ぶりに新鮮な笹の葉を用いた「チマキ作り体験会」を計画致しましたのでご都合のつく方のご参加をお待ちいたします。
7月3日(日)AM10時より (郷見庵又は木籠集落集会所)
会費 500円 (体験作成したチマキをお持ち帰りして頂きます)
参加希望者は連絡をお願いいたします。
尚、笹の葉は今の季節を逃すと繊維が固くなりチマキや笹団子つくりには不向きとなりますので、冷凍保存等で季節外の対応をしておりましたが、体験会当日、松井さん宅で笹の葉とスゲの芯を真空パック作業(20枚×10セット程)を行い、長期保存できないかのテストを行うのと、参賀者の中で希望の方が居りましたら低価でお分けしたいと考えております。
田植えのお知らせ
今年は雪解けの遅れもあり、田んぼの代掻き(田植えの準備作業)も遅れたため、田植え日程のお知らせも遅くなりましたが下記のように決まりました。
今年は棚田2枚の田植えを行いますが、今年も昔ながらの手植えでの田植えをお楽しみ頂きたいと思いますが参加人数によっては一部機械植えとなります。
(会員以外の参加も大歓迎です)
日時 5月15日(日)AM10:00より
参加される方は、長めの長靴か田植え用長靴と汚れてもよい服装で参加くださるようお願いいた
します。田植え後の昼食には、おにぎり、汁物等をお出しするつもりです。
又、午後から余力があるようあら、ワラビなどの山菜取りも行いたいと思います。
総会 および ふるさと会の今後について
4月をむかえ、今年度のふるさと会についてお知らせいたします。
年度初めの総会については昨年度同様行わず、下記の会計報告をもちまして皆様のご承認を頂きたいと思います。
また、ふるさと会も皆様のおかげで12年以上続いております。
コロナ禍で活動を縮小せざるを得ないこともありますが、今後もふるさと会は、「withコロナ」で四季の行事をできるだけ行い皆さんと交流を持ちたいと考えております。
ちなみに、今年の田植えは5月15日(日)ころに予定しています(詳細はHPで改めてお知らせします)。
また、少しづつ世代交代も視野に入れながら、今後HPを別の形のSNSに移行し、幅広い年齢層や立場の皆さんが参加しやすい形を模索していこうと考えております。
今後もふるさと会は、様々な方々が繋がりあい、ほっとできる時間を共有できる場所でありたいと考えております。山古志の里山、木籠に春が来ました。
賽ノ神
1月15日の小正月、木籠集落では恒例の賽ノ神を行い、無病息災、五穀豊穣を祈りました。
前日までの吹雪による悪天候やオミクロン株への警戒等で例年より半数程度の集まりになり
ましたが、降雪もなく集落住民とふるさと会会員のチームワークで今年も5メートルを超える
見事な賽ノ神が組みあがり、天高く燃え上がりました。