水没家屋保存工事完了見学会

10月23日、震災記念感謝祭の午後2時より、保存工事が完了した木籠の水没家屋の見学会が行われました。
磯田達伸長岡市長,泉田裕彦新潟県知事,星野伊佐夫新潟県議会議員からご挨拶を頂き、来賓には、関正史長岡市議会議長、五十嵐良一長岡市議会議員、森下淳湯沢砂防事務所長をおむかえしました。長島忠美衆議院議員からも祝電を頂きました。
そして、木籠住民、ふるさと会から、松井吉幸区長,智美さん,石井さん,中村さん,上田さん,リイさん,槇さんなどが参加し、改めて家屋を見学してまわりました。

 

磯田市長は中越地震から12年が経過する中,「風化をさせない」ことの重要性を述べられました。
泉田知事は,保存された家屋は山古志の経験をほかの被災地や次世代へ伝える力をもっていることを強調されました。
星野県議は地震から数日間は鳥の鳴き声がまったくしなかったことなど,当時の様子を回想されました。

来賓としてご紹介された関市議会議長からは,「松井治二も喜んでいると思います」という言葉が印象的でした。

山古志から全国へ「新潟モデル」を発信して防災・減災の意識を高めるとともに,助け合う心を大切にして全国の被災地のみなさんに心を寄せていくことについて,決意を新たにさせられた式典でした。

 

式典後は,和やかな雰囲気の中に見学会が行われ,明日24日で退任される泉田知事へ感謝の言葉が贈られました。

2016.10.24 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

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