盆踊り

今年もお盆がやってきます。暑さに負けずぐんぐん伸びる下草を刈り、お宮様を隅々まで拭き掃除。さっぱりとした境内。盆踊りの会場も夏の草木で瑞々しく飾られます。夏の道普請、ご先祖様とお客様を木籠に迎える準備が前日から行われました。

当日は曇り空。雨も降りだし少し不安なお天気です。晴れ間をみて、少し時間を早めてほら貝を先頭に宮司様を迎えました。雨よけに笠をかぶって歩く姿は初めての光景です。無事神事が行われていくうちに、お天気は回復してきました。何だか松井会長が空から笑っているようです。

   

踊りの前は腹ごしらえ。恒例の焼きそば。会員さんご夫婦の手作りで、香ばしい麺とソースは屋台顔負けです。牛汁や旬の神楽南蛮、夏野菜で賑やかな夕食です。

   

そろそろ太鼓の音が鳴りだしました。熟年のプロから教わって、山古志の太鼓のリズムをつかみます。唄い手さんの声の調子も整ったでしょうか。太鼓と唄が始まると、集落のお母さんの後ろについて、見よう見まねで踊りの輪ができ始め、どんどん大きくなりました。

  

 

灯篭にあかりが灯り、夜も更けていきます。ろうそくのあかり、竹灯籠、山里の暗闇に優しいあかり。お天気をうかがって、早く始めた盆踊り。それから雨は全く降らず、時間はいつもの終わりまで。太鼓に唄にそれを囲む踊り手さん。隣の集落から助っ人さんも来ていただいて、かわるがわる繋いだ盆踊り。拍手で幕が閉じました。また来年も、この場所で会いましょう。

   

 

2016.08.16 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

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