賽ノ神ができました
2月14日晴天。きれいな青空と暖かい日の光がすがすがしい1日にしてくれました。豪雪やコロナ禍で延期された賽ノ神も、今日ようやく行うことができました。とはいえ、前日の夜中に東北・福島を襲った大きな地震には、私たちの気持ちもざわつかせ、被災地の方々の無事を祈る賽ノ神ともなりました。
その場で伐った木を骨組みにして、ススキや藁を運んで編み上げました。今年は小さめに作るつもりだったのに。晴れ渡った外の作業は汗ばみながらも気持ちよく、思いのほか大きく立派な賽ノ神が出来上がったのでした。
みなで記念撮影後、点火!乾いたススキや藁は、あっという間に勢いよく燃え上がりました。炎と煙が空高く舞い上がります。見上げる空はずっと青く澄みわたり、賽ノ神の煙が雲のようにうっすらと広がっていきました。
最後は、残り火でお餅とスルメを焼いて頂きます。ちょっとくらい黒くなっても縁起物。食べると元気で健康な1年になります。火を囲むとなぜか童心に戻ったように、わいわいとスルメや餅をぶら下げた竹の棒をかざして楽しい時間が過ぎました。
少しづつ、こんな時間が戻ってきますように。