波乱万丈 盆踊り
「こんなに暑い夏ははじめてだなあ~」汗がしたたる猛暑の中、お宮様を草花で飾り、今年も盆踊りの準備に精を出します。
六地蔵様の頭の上には、トンボも飛び交い、少し秋も感じるのに、まだまだ元気なセミの声、そして遠くからはゴロゴロ…と何だか怪しい雷様の音?
4時半すぎ、宮司様の準備も整い、神社までお連れします。ほら貝を先頭に、木籠の集会所を出発。「う~ん、けっこう長い道のりだなあ…」「来年は車使っちゃう?」いやいやそうはおっしゃらず、がんばってくださ~い!
「お~やっと到着するぞ~」みんなの顔もほころびます。熱い中汗びっしょり、大事なお役目ご苦労様でした。
そして厳かなる神事。宮司様の太鼓と笛の音に、みな頭をたれます。祝詞の声があたりに響きます。
神事も終わり、さあ御馳走と冷たいビール、盆踊り!と思いきや、ゴロゴロ…そしてザザザーー何と雨が~~。
急遽、お宮の中に避難して、そこでにぎやかな宴となりました。
とはいえ、猛暑の夏に恵みの雨。田畑も喜んだだろうし、まわりの木々がみるみるうちにシャンとして、山々が瑞々しい緑色になっていく気がしました。
雨も小雨になった頃、梶金の方々の助っ人も来てくださり、何とあきらめかけた盆踊りを始めることができました。
太鼓に唄に踊りにと、いつものお盆の風景を今年も見ることができました。汗に雨に泥はねもへっちゃら。今年も皆さんの力で、盆踊りができて本当によかった。
盆踊りのお知らせ
今年も木籠集落の盆踊りの季節がやってまいりました。
夏の道普請、盆踊り準備、盆踊り当日のスケジュールをお知らせいたします。
1.道普請、盆踊り準備 8月12日(日)午前9時 郷見庵集合
・集落道路脇の草刈り
・盆踊り会場(諏訪神社境内)の草刈り
・お宮の清掃
2、盆踊り当日 8月15日(水)
・3時より会場の準備作業(幟旗設置、灯篭、照明設置、等)
・4時頃より集会所から諏訪神社までほら貝行列で神官を迎え、祝詞奏上
・5時頃より境内で腹ごしらえしながら懇談(おにぎり、牛煮込み他を準備いたします)
・6時半頃から盆踊り開始(1~2時間)
振って参加下さるのをお待ちいたします。
笹団子・チマキ作り
6月24日快晴!カッコウとウグイスのさえずりが聞こえてきます。今年の笹団子・チマキつくりは、こんなすがすがしい青空のもと、屋外で行われました。太陽は燦々と、時々気持ちの良い風が涼やかに通り抜けます。
青々とした笹の葉や、結わえるスゲは、ちょうど良い時期に、団子・チマキ作りの先生方やふるさと会のメンバーが取りに行き、下ごしらえまでしたもので、天然のとてもいい香り。10年以上続くこの恒例行事に、先生は毎回丁寧に楽しく教えてくれて、いつの間にか皆さんなかなかの腕前に!
出来上がった笹団子は、蒸し器でゆでます。一方チマキはゆでること40分。アツアツの出来立てを風に当てて粗熱をとり、そして皆でいただきま~す(^v^)笹からご飯がはみ出したり、あんこが飛び出したりもそれほど無く、今年はとても良い出来栄えだったのではないでしょうか。ほおばる顔もニコニコです。
食事の後は、一足先に七夕飾りを作りました。郷見庵におこしの際は、ぜひ願い事を書いて結んできてくださいね。
チマキ、笹団子作りのご案内
本年も、柔らかい笹の若葉が芽吹いてくる季節になってきました。
恒例のチマキ、笹団子作りを以下のように計画いたしましたのでご案内いたします。
ご都合の付く方の参加をお待ち致します。
チマキ、笹団子つくり 6月24日(日)AM10:00より 木籠集落集会所にて
参加費 500円
材料準備の関係もありますので、参加いただける方は6月17日までにご連絡いただけるとたすかります。
今年も田植えをしました
あぜ道には紫と白のスミレが咲き誇る中、恒例の田植えが行われました。5月13日(日)
の天気予報は「午後から雨」。でも皆さんの日頃の行いが良いおかげでしょうか、
本降りにはなりませんでした。
1枚の田んぼを20名弱で手植えし、10時から始めて正午には終わりました。
お昼はこれまた毎年恒例のお手製の山菜尽くしに牛汁にと山の恵みが並びます。いつものようにバイキング
スタイルで「いただきま~す」。おしゃべりの花も咲き、疲れた心と体がほっこりと温まりました。
スクスク育っておいしいお米がたくさんとれますように!
春の道普請、ふるさと会総会
4月29日、山古志木籠も春らしい緑が芽吹いてきました。桜もそれぞれに大きくなり、花をつけています。
今日は春の道普請。住民の皆さんと力を合わせ、お宮様をきれいに清め、郷見庵の周りのテント張り、木籠へのたて看板など、皆さんを迎える準備を行いました。
ひと汗かいた後は、ふるさと会総会を行いました。昨年の行事を振り返りながら、会長吉幸さん、事務局石井さん、そして地域連合の江田さんにもお越しいただき、今年もみんなで頑張っていきましょうと拍手で承認です。
その後、山菜のごちそうでご飯を頂き、畑仕事や、山へ山菜採りと、春のあたたかな1日を思い思いに楽しみました。ことしもお待ちしていますので、皆さん木籠に来てくださいね。
田植え日程のお知らせ
5月13日(日)AM10:00より木籠ふるさと会の田植えを行いますので大勢の方のご参加をお待ちいたします。
木籠集落での田植えは震災後、今年で12回目となります。
参加される方は、長めの長靴か田植え用長靴と汚れてもよい服装で参加くださるようお願いいたします。
(早乙女衣装も準備しておりますのご希望の方は申し出て下さい)
また、昼食には汁物は準備しますが、おにぎり程度はご持参ください。(郷見庵でもおにぎりの販売はしております)
なお、準備の都合上、ある程度人数を把握したいため、参加いただける方は、できるだけ連絡をお願いいたします。
郷見庵開店及び木籠ふるさと会総会のお知らせ
今冬、豪雪に見舞われた木籠集落も4月に入り、残雪があるもののフキノトウが顔出し春の気配がそこまで来ております。
新年度、最初の活動として、郷見庵の開店と山古志木籠ふるさと会総会の開催をお知らせいたします。
1.郷見庵開店 4月15日(日)
・10時頃より駐車場の柵やテントの設置等、開店準備を行いますのでお手伝い頂ける方のご協力をお願い致します。
2.春の道普請及びふるさと会総会 4月29日(日)
・道普請 9時より (ふるさと会会員は郷見庵周辺の清掃と集落内の道路の空き缶等のゴミ拾いを行います)
・ふるさと会総会 10時半頃より (道普請が終わり次第総会を行います)
(総会終了後、福島から贈られ植樹した桜の花見会を12時頃より行われます)
丹波の皆さんが豪雪の木籠集落を訪れました
被災地交流で相互訪問している兵庫県の丹波市の皆さんが木籠集落を訪れ豪雪体験をして頂きました。
初日は郷見庵での交流会で木籠集落の復興状況をパワーポイントで説明し、丹波からは古くから伝わる民話の語りを 聞かせて頂くなど和やかな交流を深めました。
2日目は豪雪体験として、雪堀体験、ソリ遊び、かんじき等の体験を通して3mを超える積雪に驚くだけでなく、豪雪地帯の生活の一部を身をもって感じて頂くことが出しました。
最後に雪上で木籠での恒例のおもてなしの3人打ちの餅つきを行い有意義な交流会を締めました。
賽ノ神
先週末の寒波で新潟県内は海沿い中心の里雪に見舞われ、新潟市の市街地でも7~8年ぶりに80cmを超える大雪に見舞われましたが、山古志の木籠集落では10cm程度の降雪で14日には穏やかな天候の中、五穀豊穣、無病息災を願う小正月の賽の神のが行われました。
大雪の影響で予定していた新潟市方面の会員さんの何名かは参加を見送られた方もありましたが、50名近くが集り心柱になる木の切り出し、骨組み、藁あみ、御幣(おんべ)作りを行い例年よりやや大きめの賽の神が完成。
恒例の3人打ちの餅つきを行い、つきたてのお餅をお汁粉、牛汁で頂き、年男、年女により賽ノ神に点火。
あっという間に燃え上がった賽ノ神でスルメや切り餅を焼き今年一年が良い年でありますようにお祈りいたしました。