2023年 賽の神
平場の雪はひと段落していますが、山古志の道路わきの雪壁は高くそびえています。
そんな中、今年はコロナ禍も皆で吹き飛ばす勢いで、大勢の方々が賽の神に来てくださいました。
準備も早々と始まり、待ちきれない!作業もてきぱき。あっという間に見事な出来栄えにしあがりました。
みなこの日を楽しみにしていたような、久しぶりに皆でわいわい集まれるようになってきた世の中を喜んでいるような感じです。
記念撮影をしま~す。みんなでたくさん撮ったうえに、今年はカラーグループ撮影?が始まりました。
赤、黄、青(黒)・・・のような、とにかく集まって楽しく記念撮影です。
さて年男、年女による点火。炎がどんどん昇っていきました。あったかいね~と気持ちも体も和みます。てっぺんでは錦鯉がみごとに泳いでいました。
炎の勢いが収まり始めると、みんなでお餅やするめを焼き始め、おしゃべりに花が咲きました。牛汁もあったかくて、焼いたお餅を入れると絶品です。デザートは恒例のみかん撒きでにぎわいました。
さいごは、残り火を囲んで、片付けやら、餅焼きやら、のんびりおしゃべりをしながら温まり、次第に消えていく火を見守りました。
年の初めの顔合わせ行事も楽しく幕を閉じました。今年もいい年になりますように。みなさんありがとうございました。
賽の神ご案内
ふるさと会の皆さん、今年も残すところあとわずかとなりました。今年一年の皆様のご協力に感謝するとともに、
皆さんが良いお年をお迎えすることをお祈りいたします。
コロナ禍も行動制限緩和とはなったものの、新潟県では7波最盛期と変わらぬ感染者数となっております。
又、今年の冬は厳冬が予想されておりましたが、今月二十日過ぎの寒波では山古志も停電に見まわれ、木籠集落でも公民館に発電機を持ち込み避難する騒ぎとなったようです。
厳しい冬が予想されますが、五穀豊穣、一年の息災を祈念する小正月の恒例行事、賽ノ神は1月15日(土)に行います。
朝、10時頃から集落の方達と一緒に賽ノ神の組み付け作業を行いますが集落の人員も減少しておりますので皆様のご協力をお願い致したいと考えております。
賽ノ神が出来上がり次第(11時過ぎ?)から賽ノ神を点火し、前年のお札等のお焚き上げや、スルメや餅を焼いてお楽しみ下さい。
(年男、年女となられる方に点火役をお願い致します)
皆さまのご参加をお待ちしております。
郷見庵感謝祭
中越地震から18年が経つ10月23日、復興を支援して下さった皆様への感謝の気持ちを込めた郷見庵感謝祭を催しました。
昨年、一昨年とコロナ禍で自粛していたイベントでしたが、今年は湯沢町の皆様による津軽三味線演奏、十日町市の皆様による歌謡ショーや、今年も千葉県のいぶきの会の皆様からの豚もも肉一本分の手作りハムの振舞い、郷見庵脇で栽培した里芋を使った芋煮汁の振舞い、百円均一フリマ等、大勢の皆様にお出で頂き賑やかな感謝祭になりました。
郷見庵感謝祭
新潟県中越地区を襲った“中越地震”から18年が経つ10月23日は郷見庵の創立記念日でもあります。
震災以降、お世話になった方々への感謝の気持ちを込めて行っていた“郷見庵感謝祭”も、ここ2~3年はコロナの影響などで規模を縮小してを開催しておりましたが、今年は湯沢町、十日町市の皆さんのご協力により、下記のイベントを開催致しますので、是非ともおでかけ頂きたくご案内申し上げます。
郷見庵感謝祭 10月23日(日) 10時より
*津軽三味線演奏 湯沢町 “一文会” (2020年 全国コンクール準優勝)
*昭和歌謡グループ 十日町市 “たばた会
皆さまと共に楽しいひと時を過ごして参りたいと思います。
*11時半頃より芋煮汁の振舞いを行います。
(前の週の16日の芋掘り会で収穫した里芋を使った芋煮汁です)
大勢の皆様のご参加をお待ちしております。
稲刈りについて(報告とお詫び)
9月10,11日の週末、急遽稲刈りをいたしました。
今年の稲は背が高く伸びたうえ、最近の豪雨と残暑の繰り返しの影響でかなり倒れてしまいました。
稲穂はしっかり実ったものの、台風の後の田んぼに渦巻くように倒れた場所もあり、稲穂が水や泥に浸かってしまいました。
そのため、松井さん一家と、地元の経験豊富な方々などで、急いで刈り取ることになりました。
機械で刈れない部分は、かなり足場の悪い中、手刈りで苦労していただきました。
無事、刈り取った稲ははざにかけられて、今はじっくり乾燥をさせています。
春に田植えをしてくださり、稲刈りを楽しみにしていた方々には、前もって、ホームページでの連絡ができず、大変申し訳ありませんでした。
また、急に集まっていただいて、何とか刈り取り、はざかけをしてくださった方々、ありがとうございました。
今後、お米になったときには、皆様のお口に届くよう工夫できればと思っております。
ここに、ご報告と合わせ、感謝とお詫びを申し上げます。
里芋掘り会
木籠のお盆
8月15日、木籠のお宮さまに神主様を迎えて、お盆のお祓いと祝詞を奏でていただきました。
コロナ禍で食事や輪になっての盆踊りは自粛しましたが、
力強い太鼓の音が集落に響き、お盆の雰囲気がぐっと盛り上がりました。
盆歌も太鼓に応えて唄われて、手拍子や合いの手が入ります。
雨で足場もぬかるみましたが、自然と踊りたくなって、リズムに合わせてその場で手足が動きだしたり
してしまいました。
皆で顔を合わせることができ、十分にお盆の気分を味わうことができたのでした。
夏の行事予定
夏の行事、盆踊りの時期が近づいてまいりましたが、この夏も第7波のコロナ感染が新潟県内においても急速に拡大
しておりますので、本年も夏の道普請と集落住民中心に村の鎮守様の例大祭として、神官をお迎えして諏訪神社での
お祓いを持って盆行事と致します。
1・夏の道普請 8月11日(祝)午前9時 郷見庵集合
・集落内道路脇の草刈り
・諏訪神社境内の草刈り、お宮内の清掃
2・盆 8月15日(月)
・4時ごろより、諏訪神社のお盆神事として、神官をお迎えしてお祓い・祝詞奏上
その後、集落有志により盆太鼓の披露 (雰囲気が盛り上がれば盆踊りも??)
笹団子、チマキ作り
さて、7月3日に3年ぶりの笹団子、チマキ作りを行いました。
材料は木籠で調達します。草をかき分けスゲを取りに行きました。除草剤が散布されたところにスゲは生えていません。自然のままの状態でスゲが生えている場所を見つけます。
次は笹の葉取りに出発。小雨のおかげでみずみずしい緑色の、ピンと張った笹の葉がたくさんとれました。みんなで笹の葉を取り分けます。カタツムリもついてきちゃった。この葉を重曹で煮て、きれいに拭いておきます。スゲも煮て干して、芯をゆわえる紐として使います。かれこれ一か月ほど前からの準備です。
当日、美しい笹の葉と、柔らかいスゲでお団子やもち米を包み、笹団子とチマキにします。小豆も木籠産。いい具合に焚いてもらいました。
スゲの結び方に苦労しながら、ベテラン先生たちに教えてもらって、個性豊かな団子とチマキができました。
お昼にみんなでいただいて、出来立て熱々をほおばりました。しあわせ~。準備してくれた方々、参加してくださった方々、みなさんありがとうございました。
チマキ作り体験のご案内
柔らかい笹の葉が芽吹く季節になり沢山の笹の葉とスゲの芯を採取いたしましたので、3年ぶりに新鮮な笹の葉を用いた「チマキ作り体験会」を計画致しましたのでご都合のつく方のご参加をお待ちいたします。
7月3日(日)AM10時より (郷見庵又は木籠集落集会所)
会費 500円 (体験作成したチマキをお持ち帰りして頂きます)
参加希望者は連絡をお願いいたします。
尚、笹の葉は今の季節を逃すと繊維が固くなりチマキや笹団子つくりには不向きとなりますので、冷凍保存等で季節外の対応をしておりましたが、体験会当日、松井さん宅で笹の葉とスゲの芯を真空パック作業(20枚×10セット程)を行い、長期保存できないかのテストを行うのと、参賀者の中で希望の方が居りましたら低価でお分けしたいと考えております。