お日様とそよ風 木籠の田植
5月23日(土)、待ち遠しかった春の田植です。今年も新潟各地から、東京、静岡、福島などの県外からも、たくさんの皆さんが集まってくださいました。青空にお日様はニコニコ。心地の良いそよ風が山里の香りをはこびます。田んぼの水も柔らかに温かみをおびて、思わず裸足で飛び込む人も。泥の感触が何だかなつかしい。数年たった早乙女の衣装も、ふるさと会のお母さん方が丁寧に繕ってくださって今年も田んぼに華をそえてくれました。今日一日は日常を離れ、田んぼに集まったたくさんの仲間たちと皆和やかに田植を楽しみました。
一生懸命バランスをとったり、苗を田んぼに投げ込んだりと頑張る子供たち。みんなでやれば仕事もどんどん進みます。力を合わせて黙々と手を動かす若者、お父さんお母さん。そして経験豊に隅々の植え残しをフォローしてくださるプロ級の方々。皆それぞれに自分のできることを協力して、2枚の田んぼ一面に見事に苗が植わりました。
仕事の後は、みんなで昼食。郷見庵の広場でおにぎりをほおばり、具だくさんのお汁をすすります。今回初登場の牛モツ煮込み。松井さんの新商品です。おかわりもすすみます。ウド、ぜんまい、わらびなど、品数の多い山菜料理に舌つづみ。外仕事の後は、ビールが美味し~い!うらやましい~。松井会長からは皆さんの労をねぎらい、集まってくださった感謝のあいさつをいただいて、楽しくおなか一杯のひと時でした。
食事の後はそれぞれのお楽しみ。山へ山菜取りに出かけたり、木籠にお花を植えたりしました。ここに集まって、色々な人と和やかな時間をすごし、思い思いに自分なりの木籠を楽しむ。そんな素敵な一日でした。