盆踊り~おおいに盛り上がりました~

8月15日木籠集落の盆踊り。前日の雨がうそのよう。満天の星空のもと、灯篭の明かりに照らされて、ぽっかりと浮かぶ木籠の神社。たくさんの仲間があつまって、木籠の夜を踊り明かしました。

 

3半時ころから始まった準備には、木籠住民の方々が集まり、さて去年はどうだったか・・・と言いつつも何やかんやと準備は進みます。今年は若手もがんばって、あれやこれやとよく働いて、さて宮司様を迎える準備が整いました。

  

 

ほら貝の音を筆頭に、宮司様をお宮までお連れします。今年は宮司様も世代交代ということで、大切な伝統行事が少しずつ次へと引き継がれてゆくことを、とてもありがたく感じました。

  

 

お宮の中で神事がとりおこなわれます。萩の花が咲き、狛犬の見守る中、厳かな時間です。

  

 

踊りの前の腹ごしらえ。おにぎり、焼きそば、牛煮込みがふるまわれて、和気あいあいと宮司様も囲んでの食事です。子供たちは暗くなるのが、待ちきれず、太鼓の練習や神社の探検。

  

  

 

いよいよ太鼓がなり始め、体がムズムズ動き始めます。今年から独り立ちした歌い手さんの声も好調です。浴衣に着替えた集落のお母さんたちを先頭に、少しずつ踊りの輪ができてきましたよ。

 

7時前に始まった踊りは次第に佳境をむかえます。周りで見ていた人たちも、見よう見まねで踊りの輪に加わって、大きくなる踊りの輪。太鼓のたたき手も次々と腕を披露しながら、ベテランと若者の共演も。歌い手さんは、今宵は一人で歌い続けます。スイカをほおばり喉を潤しながら、かわるがわる休んでは輪に入り踊りはいつまでも続くかと思いました。

 

夜も8時をとっくに過ぎたころ、太鼓の締めくくりの音。皆さんおつかれさま~。ありがとうございました!自然と拍手が起こり今年の盆踊りを終えました。老いも若きもそれぞれがもうひと踏ん張りしあって支えあい、力を合わせた今年の木籠の盆踊り。これからも伝え続けていかれることを願っています。

 

 

 

2015.08.16 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

ページトップ