晴天の賽の神
中越地震から21年目を迎える、1月12日、木籠集落の賽ノ神が行われました。年末からの寒波により1メートル以上の積雪となり、前日までの雪もこの日は朝からの快晴。
この時期、山古志ではまだまだ豪雪の季節ですが、平成29年以来8年連晴天下の賽ノ神になりました。
集落脇の山からこ木を切出し賽ノ神の心柱として組み上げ、秋に刈った萱を心柱に覆います。
更に稲わらで編んだトバを巻き込み、天辺におんべ(御幣)を飾り完成です
賽ノ神の点火の前に恒例の餅つきを行い、つきたてのお餅をぜんざい、牛煮込みで美味しくいただきました。
いよいよ賽ノ神の点火です。五穀豊穣、無病息災を記念する今年の賽ノ神は、震災後18回の賽ノ神の中で最高の燃え上がり方で、最高の一年になるような感じです
蕎麦打ち体験
秋恒例のふるさと会そば打ち体験会が17日、30人程の方達が参加され賑やかに行われました。
今回も会場設営、天ぷら作り、蕎麦打ちと手分けして作業を行い美味しい蕎麦を頂くことができました。
今年の天ぷらには木籠で採れた野菜とふるさと会で去年作ったホダ木から初椎茸が取れましたので早速、メニューに追加しました。
ふるさと会の臨時特設レストラン開業
大忙しで楽しい一日でしたが、終わった後にはスタッフ一同、慰労会兼反省会で締めました。
10月23日震災感謝祭2日目
中越地震20周年の郷見庵感謝祭はあいにくの小雨模様の中、60人を超える方達がお集まり頂き賑やかに行われました。
この日も(震災から20年の歩み)と(木籠集落の震災その日)の様子を集まった皆さんにモニター画面でご覧いただき、この後中越地震、能登半島地震、全国各地の集中豪雨等の犠牲者のご冥福を祈り、黙祷を捧げました。
郷見庵の感謝祭のイベントは「越後ゴゼ唄。才蔵ズ」のお二人によるゴゼ唄と「小山流、一文会(かずふみ会)」のお二人による津軽三味線の演奏を披露頂き珍しい催しに集まった皆さんも聞き入っておりました。
時間近くの演奏の後は、そろそろ皆さんのおなかも空いた頃になりましたのでふるさと会が栽培した里芋の芋煮汁や里芋のみたらし和えの振舞いが行われた他、千葉県の「いぶきの会」さんから豚モモ一本分の生ハムをその場でサバイテ頂いたいものを振舞って頂き、その美味しさに皆さん大満足でした。
10月20日震災感謝祭 1日目
今年は中越震災から20年ということもあり、今日10月20日と、10月23日の2日にわたって郷見庵で感謝祭を行うことになりました。
今日は、懐かしい顔ぶれもたくさん集まり、里芋掘り、餅つき、静岡からの会員さんのお茶詰め放題、フリーマーケット
さらに「震災から20年の歩み」と「震災のその日」を坂田先生と智美さんがまとめてくれた話にみんなで聞き入り、改めて震災の記憶に想いを巡らせました。あの頃のことを今、語ることが出来るようになったこと、20年も時を経てここで生活していることをそれぞれがしみじみといろんな気持ちで受け止めていました。
里芋の様子は・・・
震災感謝祭の里芋掘りの前に、少し里芋を掘ってみて出来栄えを見てみました。
まだ小粒ですが、ころころっとたくさんの子芋がついていて、いい感じでした。
お汁にしてお昼にいただきました。お味もいい感じです。
本番までには、もっとまるまるした里芋に育ってくれるでしょう。楽しみですね。
急遽稲刈りを行いました
盆踊りの輪ができました
8月15日、宮司様をお迎えし、諏訪神社にみな集まって盆踊りの輪をつくることができました 。
太鼓の音、音頭取り、踊り手、どの役割も、伝える人、受け継ぐ人達です。
途中雨が降り出しましたが、だれも止まりません(笑)
喉の渇きをうるおしながら、区長さんを囲んで駆けつけてくれた元住民の浅染幸男さんや上田静雄さん達と昔の集落の話に花を咲かせました。
今年も木籠に集まってくれてありがとうございました。
チマキ笹団子作り
今年も恒例のチマキ、笹団子作りは山古志の材料にこだわり、5月下旬からヨモギ、笹の葉、スゲの芯の採取と準備を進め、6月30日にチマキ、笹団子つくりの体験会を行いました。もちろんチマキの米も団子の小豆も山古志産です。
又、当日の朝、裏山に朴ノ木があったので朴葉を採取し、信州ではよくやっている朴葉団子に挑戦、ついでに朴葉味噌にも挑戦!と楽しい一日を過ごしました。
里芋の植え付け
山古志では、5月8日の薬師縁日が過ぎると農作業が始められると古くから言われておりましたが、
雪解けが早かった今年は、初夏に近い陽気の5月3日にふるさと会の畑に10名ほど集まり、里芋の作付けを行いました。
今年も11畝に作付け、3列は被災地交流のある熊本県益城町から頂いた種芋と、昨年収穫の保存芋他を残りの8列に植え付けました。
1畝に20株程植えましたので、秋の収穫が楽しみです。
かなりの収穫が見込めそうですので皆さんのご協力を今からお願い致します(^v^)