4年ぶりの蕎麦打ち
11月19日(日),コロナ禍以来4年ぶりに蕎麦打ちが20名以上の大勢の参加者のもと行われました。
この賑わいは本当にコロナ禍が夢だったかのようです。準備や協力をしてくれた皆さん、集まってくださった皆さん、こうして一緒に秋のひと時を過ごせることに感謝します。ありがとうございました。
木籠の稲刈り
夏の暑さも落ち着き、9月18日にふるさと会の稲刈りが行われました。
この夏の猛暑と水不足によって稲の育成が心配でしたが、美味しそうな黄金の稲穂に育っていました。
まずは郷見庵に集合。稲刈りイベントの朝礼。たわいもない会話がみんなの心の輪を作り、
チームワークにつながり、やる気スイッチオン。田んぼにレッツゴー!
バインダーでは刈れない畦の淵を手刈り作業。稲刈り鎌が藁を刈る感触!!
ザクッ、ザックッ!!体験した人にしかわからない感覚に少し興奮。
刈り取った稲を軽トラックに積み込み、はざかけ作業。作業は本当に大変。
時に吹く秋風が気持ちよく、頑張れ-!と応援してくれているみたい。
昼食はお母さん達の手作り料理。みんなでおにぎりを頬張り、山の幸が疲れた体に染み渡ります。
昔ながらのはざかけ作業、大変でしたが皆さん本当にありがとうございました。 田んぼ中を歩いたり、稲の匂いや、チクチクする肌の感触は貴重な体験。
AIやテクノロジーの進化、スマート農業では味わえない。
便利や効率重視と言われがちでも、豊かな自然の暮らしや、きれいな地球に生まれた意味、
汗臭さや泥まみれの中に人と人との繋がりの大切さを考えてみました。
改めて生き方を学んだ一日。こんな思いをさせてくれた「山古志木籠ふるさと会」にいいね♡
七夕飾り
晴天の田植え
コロナ明けの5月20日、今年はマスク無しの仲間が田んぼに集まり、カッコウの鳴き声を合図に田植えが行われました。3枚の棚田の内、下段の1枚は会員の皆さんの手植えで、中段の1枚は機械植えで、上段の1枚も機械植えの予定でしたが田んぼの水漏れで使えず、棚田2枚の田植えとなりました。
今年も静岡や埼玉の会員さんも遠路はるばる参加下さり賑やかな田植えとなりました。
お昼はいつものように豚汁、おにぎり、山菜天ぷら等のおもてなしに皆さん満腹!
昼からは体力に余力がある方に残って頂き、里芋の作付けを行いました。
今年も10畝に作付け、4列は交流のある熊本地震被災地からの芋、3列は昨年収穫の保存芋、3列は会員の高野さんの芋を植えました。
午前中に金井ご夫妻が畝立てしてくれたこともあり、又、幸治副会長の長男の大活躍!や、バイクのトラブルで足止めになった長岡のお姉さんの緊急参加などであっという間に作業完了。
さらには、チマキ、笹団子用のスゲの芯の採取もすることになり、500本以上のスゲを採取し6月に企画予定のチマキ、笹団子作りイベントに備えました。
春の山菜ツアー
5月13日と14日、3年ぶりにふるさと会の山菜刈りツァーが行われました。
13日は群馬県伊勢崎のグループ、14日は群馬県高崎と三条のグループで合計十数人が参加して、木籠集落のてんこ平で賑やかに山菜刈りに挑戦!
参加者数名に昔ながらの山菜採り衣装の浴衣逆さ着を体験して頂き、ふるさと会の山菜刈り名人?の指導によりワラビやウド、キノメ等の山菜を摘みました。
島田名人の衣装はなんと、山古志で採れる山菜をプリントしたTシャツを着ており、その場で採れた山菜を絵柄で指導!!
思った以上の収穫で参加者全員、楽しい1日を過ごしました。
春の道普請、ふるさと会総会
4月30日(日)朝からあいにくの雨降りで、道普請できるかなあ~、みなさん集まるかな~と心配しながら山古志へ。
ところがー!!長靴、雨がっぱに身を包み、完全装備で大勢集まってくださいました。びっくり~\(>v<)/大感謝です。
さっそく、側溝の泥さらいに、テント立て、ステージの設置と、木籠の方々と協力して作業が進みます。
鎮守様の方やごみ拾いに出かけてくれた方々もありがとうございました。こんなに大勢で道普請をしたのは初めてではないでしょうか。
大変な作業なのに、コロナが明けてみんなが集まれるうれしさを感じました。
おかげさまで道普請は早々と終えることが出来ました。雨も少し小降りになり、一仕事終わった後はふるさと会総会です。
事務局の石井さんからは「3年ぶりの総会に、今まで以上の人が集まってくれてうれしい」と歓喜の声が。
会長の松井吉幸さんは「今年はコロナも収まって、また皆さんとたくさん集まれるのが楽しみです」とワクワク。
東京から今朝駆けつけてくださった、地域計画連合の江田さん(中越震災後木籠に入り、震災復興とふるさと会の立ち上げにご尽力いただいた方です)
「こんなに長くふるさと会が続いてきたことがすごい。雨もやんできたし、今年はきっといい年ですね!」と心強い言葉をいただきました。
その後、石井さんから会計報告、行事報告があり、皆真剣に耳を傾け、拍手で承認。今年は運営に新しい顔ぶれも加わります。
行事予定の話になると「あんなことやってたね、こんなことやったね」と、コロナ前の昔のいい話がどんどん出てきました。
さて今年はどこまでやれるでしょうか。「たいへんだ~」が先に来ると続かないから、「たのしい」範囲でやっていきましょう、と新副会長の松井幸治さん(松井治二さんのご長男)。ふるさと会のスタートに立ち返り、仲間うちで楽しいからやりたいで、今年もつないでいけたらいいなあと思いました。
新運営陣のご紹介
前列左から:事務局 石井秀次、会長 松井吉幸、顧問 江田隆三
後列左から:副会長 松井幸治、新実行委員メンバー 島田トシ子、寺澤達夫
2023年 賽の神
平場の雪はひと段落していますが、山古志の道路わきの雪壁は高くそびえています。
そんな中、今年はコロナ禍も皆で吹き飛ばす勢いで、大勢の方々が賽の神に来てくださいました。
準備も早々と始まり、待ちきれない!作業もてきぱき。あっという間に見事な出来栄えにしあがりました。
みなこの日を楽しみにしていたような、久しぶりに皆でわいわい集まれるようになってきた世の中を喜んでいるような感じです。
記念撮影をしま~す。みんなでたくさん撮ったうえに、今年はカラーグループ撮影?が始まりました。
赤、黄、青(黒)・・・のような、とにかく集まって楽しく記念撮影です。
さて年男、年女による点火。炎がどんどん昇っていきました。あったかいね~と気持ちも体も和みます。てっぺんでは錦鯉がみごとに泳いでいました。
炎の勢いが収まり始めると、みんなでお餅やするめを焼き始め、おしゃべりに花が咲きました。牛汁もあったかくて、焼いたお餅を入れると絶品です。デザートは恒例のみかん撒きでにぎわいました。
さいごは、残り火を囲んで、片付けやら、餅焼きやら、のんびりおしゃべりをしながら温まり、次第に消えていく火を見守りました。
年の初めの顔合わせ行事も楽しく幕を閉じました。今年もいい年になりますように。みなさんありがとうございました。
郷見庵感謝祭
中越地震から18年が経つ10月23日、復興を支援して下さった皆様への感謝の気持ちを込めた郷見庵感謝祭を催しました。
昨年、一昨年とコロナ禍で自粛していたイベントでしたが、今年は湯沢町の皆様による津軽三味線演奏、十日町市の皆様による歌謡ショーや、今年も千葉県のいぶきの会の皆様からの豚もも肉一本分の手作りハムの振舞い、郷見庵脇で栽培した里芋を使った芋煮汁の振舞い、百円均一フリマ等、大勢の皆様にお出で頂き賑やかな感謝祭になりました。
稲刈りについて(報告とお詫び)
9月10,11日の週末、急遽稲刈りをいたしました。
今年の稲は背が高く伸びたうえ、最近の豪雨と残暑の繰り返しの影響でかなり倒れてしまいました。
稲穂はしっかり実ったものの、台風の後の田んぼに渦巻くように倒れた場所もあり、稲穂が水や泥に浸かってしまいました。
そのため、松井さん一家と、地元の経験豊富な方々などで、急いで刈り取ることになりました。
機械で刈れない部分は、かなり足場の悪い中、手刈りで苦労していただきました。
無事、刈り取った稲ははざにかけられて、今はじっくり乾燥をさせています。
春に田植えをしてくださり、稲刈りを楽しみにしていた方々には、前もって、ホームページでの連絡ができず、大変申し訳ありませんでした。
また、急に集まっていただいて、何とか刈り取り、はざかけをしてくださった方々、ありがとうございました。
今後、お米になったときには、皆様のお口に届くよう工夫できればと思っております。
ここに、ご報告と合わせ、感謝とお詫びを申し上げます。