初夏のイベント案内
柔らかい笹の若葉が芽吹いてくる季節になり、本年も恒例のチマキ、笹団子作りを以下のように計画いたしました。又、越後名物のエゴ練りを同好の方達から体験会の提案がありましたので、ふるさと会としては初めての行事となりますが、下記のように計画いたしましたので、ご都合の付く方の参加をお待ち致します。
1.チマキ、笹団子つくり
6月23日(日)AM10:00より 木籠集落集会所にて 参加費 500円
材料準備の関係もありますので、参加いただける方は6月17日までにご連絡いただけるとたすかります。(尚、午後からは七夕の飾付けも行います)
2.エゴ練り体験会
7月7日(日)AM10:00より 木籠集落集会所にて 参加費 1000円
参加される方はお持ち帰り用にタッパー持参して頂きます。
材料準備の関係もありますので、参加いただける方は6月30日までにご連絡いただけるとたすかります。
連絡は事務局石井さんまでお願いします
田植え日和
5月19日は木籠の田植えでした。真っ青な空の下、田んぼの水も温かみをもって裸足を気持ちよく包んでくれます。でも例年よりちょっと暑いかな…ちょっと地球が熱を出してしまったのではないかしら?と心配にもなりました。
オタマジャクシがちょろちょろ泳ぐ中、一つ一つ手植えで進みます。一列で進んでも、周りがプロ級だと、いつの間にか目の前に皆さんのお尻が並んでいたり、それでも慌てない慌てない。マイペースで楽しんでいます。おしゃべりに足を止めたり、田植唄に耳を傾けたり、ふるさと会が始まって10年以上続く恒例行事。気心の知れた仲間たち、新しい仲間たち、久しぶりの懐かしい顔も加わって、のんびり木籠時間を味わいつつ、身体で満喫する春行事です。
今年は2年ぶりの、福島南相馬の宍戸さん、東さんが来てくださいました。「お~い、ふるさとに帰ってきたよ」と、木籠をこよなく愛する仲間です。震災の痛みはいまも続くけど、木籠の仲間と山里に笑顔と明るい声を響かせる二人には、私たちも元気をもらいました。福島から長岡に根を下ろした槇さんと一緒に記念撮影 (^v^)
今日の私たちは、モデルもやっちゃいました。全国大会でも数々の賞を受賞する中越高校の写真部のみなさん。あちこちで一眼レフを構える高校生に、ちょっと意識しちゃったりして、草藪と泥の中でいい写真たくさん撮ってくださいました。
ことしも無事田植えが終わりました。これから地元住民の方々が大切に田んぼの管理をしてくださいます。夏にはぐんぐん緑の稲が丈を伸ばし、やがて穂がのぞき花が咲き、次第に黄金色に変わるまで、ことしのふるさと米もお楽しみに~。
さてさて、最後はお楽しみの時間。お母さん方のごちそうの数々がずら~り。山菜真っ盛りの時期なので、山菜てんぷら、ぜんまいの煮物、わらびに山タケノコと、山菜尽くしのフルコース。それから山古志牛汁やおはぎにおにぎり。何だか年々豪華になっているんじゃないかしら。おしゃべりに花咲かせお日様にたっぷりあたっておなか一杯、胸いっぱい。今年もごちそうさまでした。
春の道普請・ふるさと会総会
ホーホケキョと木籠に春がやってきました。今日は春の道普請。身体を動かすと少し汗ばむほどの陽気です。
集落の皆さんや、ふるさと会の仲間で、郷見庵のテント張り、お宮様のお掃除。大きな袋をもって、雪解け後のゴミ拾い。木籠集落や郷見庵への案内看板など、手分けをしてがんばりました。春を喜び、またたくさんの方々をお迎えする準備ができましたよ。
一仕事すんだら、今年で第10回目のふるさと会総会です。会長、事務局長のあいさつで始まりました。昨年度の行事報告、会計報告。そして、今年は何をやっていこうか。木籠の集落おこしの第一歩で、今年はヤーコンを植えてみようということになりました。
さて、令和もすぐそこ。第10回の総会と思うと、よくここまで続いてきたと感慨深い思いがします。皆さんが、それぞれのところで、楽しみながら時には踏ん張ってくださって、ありがとうございます。縁の下の力持ちがたくさん集まったふるさと会です。また今年もなごやかに山古志で集い、笑い、楽しみましょう。
早速、午後からは山菜採りを楽しみに、山へと出発したのでした (^v^)
田植えの日程
令和になって始めてのふるさと会のイベントは田植えからスタートいたしますので大勢の方のご参加をお待ちいたします。
日時 5月19日(日)AM10:00より
木籠集落での手植えの田植えは震災後、13回目となりますが、参加される方は、長めの長靴か田植え用長靴と汚れてもよい
服装で参加くださるようお願いいたします。会員以外の方の参加も大歓迎です。
(早乙女衣装も準備しておりますのご希望の方は申し出て下さい)
また、昼食には汁物は準備しますが、おにぎり程度はご持参ください。(郷見庵でもおにぎりの販売はしております)
なお、準備の都合上、ある程度人数を把握したいため、参加いただける方は、できるだけ連絡をお願いいたします。
事務局 石井
春の道普請、ふるさと会総会のお知らせ
いつもより小雪の今年は、4月に入っての積雪もありましたが、フキノトウが顔を出し畑の残雪も消え春の気配がそこまで来ております。
新年度、最初の活動として、集落の道普請と山古志木籠ふるさと会総会の開催をお知らせいたします。
春の道普請及びふるさと会総会 4月29日(祝)
・道普請 9時より (ふるさと会会員は郷見庵周辺の清掃と集落内の道路の空き缶等のゴミ拾いを行います)
・ふるさと会総会 10時半頃より (道普請が終わり次第総会を行います)
総会終了後、福島から贈られ植樹した桜の花見会を12時頃より行われます。
また、山菜もそろそろ出始める時期ですので山菜狩りも楽しめるかもしれません。
(山菜狩りには地権者への協力金をお願いする場合もあります)
※ 総会に参加される会員さんには令和元年度分のふるさと会会費をご準備頂けると助かります。
春近し
三寒四温のこの時期、例年の山古志では3月の初めにはまだまだ1メートル半程の積雪がありますが、今年の桃の節句3月3日には積雪も60~70cm程度と少なく穏やかな陽気になりました。
この日、木籠にはふるさと会の常連と集落のおばーちゃん達が集まり、ひな祭りを祝いました。
皆さんが持ち寄った料理や牛汁、きのこ汁や手作りケーキ、更にはひな壇前でのお抹茶のお点前など賑やかな一日を過ごしました。
新年のはじまり 賽ノ神
1月13日、晴れ渡る青空、最高賽ノ神日和。集落の皆さんとふるさと会員みんなで準備が始まります。藁を編み、おんべを作り、沢山の願い事も短冊につるされました。お嫁さん来い来い、安産祈願、世界平和に、被災地の方々の安心できる生活をお祈りして。イノシシも現れ、みんなで記念撮影。みなさん晴れやかな笑顔です。
さて、お次は餅つき大会。みんなでチャレンジ。声援が飛び交います。木籠の地震の日から復興を紙芝居で。みんな子供の様に戻ったよう。お餅がつきあがったら、出来立てを頂きます。あんこ、お雑煮、牛汁とどれもおいしい。
これより、年男年女による賽ノ神の点火で~す。火をつけた藁でぐるっと取り囲んで火が付くと、煙がモクモク天高く上がり、賽ノ神が燃え上がりました。今年一年良い年になりますように。みんなの願い事が天に届きますように。
そのあとは、スルメ焼きや、みかん撒き、残り火での餅焼きと、賽ノ神の火を最後まで楽しみ、たくさんのおしゃべりに花を咲かせ、お開きとなりました。年の初めの楽しい一日、木籠もふるさと会もとっても良いスタートでした。
賽ノ神のお知らせ
ふるさと会の皆さん、今年も残すところあとわずかとなりました。 今年は全国各地で様々な災害が発生した年でしたが、ふるさと会では皆様のご協力のもと予定した行事が無事に 遂行することができました。 皆さんが良いお年をお迎えすることをお祈りいたします。 五穀豊穣、一年の息災を祈念する小正月の恒例行事の賽ノ神は1月13日(日)に行います。
朝、10時から集落の方達と一緒に賽ノ神組み付けや御幣(おんべ)作りに皆さんも参加してみませんか! 賽ノ神が出来上がり次第、11時過ぎから餅つきを行い、つきたての餅を食べてから賽ノ神を点火致します。 (年男、年女となられる方に点火役をお願い致します) 点火後はスルメやお餅を賽ノ神の火で焼いてお楽しみください。ミカン投げも予定しております。 又、お子さんたちのソリ遊びもできるかと思います。 大勢の皆様のご参加をお待ちいたします
秋空の蕎麦打ち会
朝晩の冷え込みで、山古志は紅葉真っ盛り、晴れ渡った秋空の日になりました。
蕎麦打ち師匠は前日から木籠入りして準備万端。朝集会所におじゃますると、香ばしい揚げたてのてんぷらの香り。手際よくサクサクが揚っています。
蕎麦打ち体験にもたくさんおいでいただきました。師匠が丁寧にお教えします。そば粉8:小麦2の二八蕎麦で、つなぎは「ふのり」。つるつるですよ。「粉がふわふわ~」という声に、「昨日引き立ての新蕎麦粉だからね」とお師匠さん。「粉がとてもひんやりしてますね」というのは「木籠の朝はとても冷えるから、そば粉もよく冷えているんですね」ということ。丁寧に混ぜながら、一生懸命こねながら、私たちの手と熱気が移っていったかな。コネは300回だそうですよ!後は広げて均一に伸ばします。むらなく伸ばすのは難しい~。最後は大きな蕎麦包丁でトントントン。」慌てないでね。さあ、自家製お蕎麦ができました。
やっぱり自分のお蕎麦は美味しいね。お客様もみな笑顔で美味しい美味しいとおしゃってくださいました。木籠の皆さんもおいしそう。秋の楽しい一日でした。
中越地震記念日郷見庵感謝祭
中越地震から14年を迎えた10月23日、復興を支援して下さった全国の皆様への感謝の気持ちを込めて郷見庵感謝祭を催しました。
昨年は台風の影響でイベントの中止を余儀なくされましたが、今年は絵に描いた様な日本晴れに恵まれ郷見庵広場に特設ステージを設けて、十日町の市川一座の歌謡ショー、群馬県の伊勢崎玉すだれ会のみなさんによるによる南京玉すだれ等の楽しいステージショーや、山猫庵(会員の茶道グループ)によるお抹茶のお点前、バザー等に集落や近隣のみなさん、平日にも関わらず郷見庵に訪れて下さった多くの方々と復興の喜びを噛みしめ、ご支援くださった皆様への感謝の気持ちを新たに致しました。