笹団子・ちまき作りのご案内

本年も、柔らかい笹の若葉が芽吹いてくる季節になってきました。

恒例のチマキ、笹団子作りを以下のように計画いたしましたのでご案内いたします。

ご都合の付く方の参加をお待ち致します。

6月26日(日)   AM10:00より 木籠集落集会所にて

参加費 500円

材料準備の関係もありますので、参加いただける方は6月20日ころまでにご連絡いただけるとたすかります

2016.06.07 | 新着情報,最近の木籠

田植え日和

今日のお日様はサンサンと田んぼを照らし、ホ~ホケキョの声もとってもにぎやか。5月にしてはすごくあったかく、木籠の緑も晴れやかな元気色です。田植に集まったみなさんも、張り切って田んぼに飛び込みました。

 

今日はさくさくすすむなあ~。早乙女の衣装も年数を重ね、何だかしっくり身体になじんで動きやすそうです。あれあれ、いつの間にか田植用の本格長靴を用意している人もけっこういますね。足元がとっても軽やかですよ。あっという間に、1枚、2枚と植え終わりました。ちょうどお茶のみ休憩で~す。泥んこ自慢もにぎやかです。

   

今年の速さの種明かし。田植え前、田んぼに稲を植える位置の跡をつけます。今年はちょっと広めの間隔だったんですね(^v^)それでも機械に頼らず、3枚ともすっかり手植えで仕事をやり終え満足満足。広々と余裕をもって植えたての苗も風に揺れています。ご飯ですよ~の声に、思い思いのおしゃべりしながら帰り道を歩きます。

 

仕事の後のご飯はうまい!お母さんたちの手作り料理、山菜の和え物、てんぷら、おはぎ、肉汁がいっぱい。郷見庵に腰をおろし、青空の下でごちそうを囲みました。美味しい笑顔、楽しい笑顔、今日も一日、皆さん本当にありがとうございました。そしてご苦労様でした!

 

 

2016.05.21 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

田植えの日程

新潟の田植えは平野部では今週末に終わりそうですが、山間部では来週あたりから徐々に始まってまいります。

山古志木籠ふるさと会の田植えは5月21日(土)のAM9:00から集落の棚田で行います。

 

木籠集落での田植えは中越地震後、今年で10回目となりますが、昔ながらの手植えによるの田植えで、10組ほどの田植え衣装も準備してお待ちしておりますので大勢の方のご参加をお待ちいたします。

参加される方は、長めの長靴か田植え用長靴と汚れてもよい服装で参加くださるようお願いいたします。また、昼食には汁物は準備しますが、おにぎり程度はご持参ください。(郷見庵でもおにぎりの販売はしております)

なお、準備の都合上、ある程度人数を把握したいため、参加いただける方は、できるだけ連絡をお願いいたします。

   

 

2016.05.08 | 新着情報,最近の木籠

春の道普請、ふるさと会総会

今日は春の道普請、そしてふるさと会総会でスタート・・・ですが、朝からあいにくの雨もよう。それでも木籠は少し靄に包まれて、水分をたっぷり浴びた木々がみずみずしく空気の澄んだ朝でした。そして次々と仲間が集まり、木籠が賑わっていくうちに、いつのまにか雨もやんでいきました。

 

みなでゴミ拾いをしたり、掃除をして道普請がすんだあと、郷見庵二階で7回目のふるさと会総会。松井治二会長のご逝去により、今まで会長代行を務めてくださった木籠集落の松井吉幸さんが会長として就任。副会長には若手を担う治二さんの次男、松井富栄さんが新たに就任されました。皆さんでつなげてきたものを、これからも皆で力を合わせて、次へと引き継いでいきましょう!と皆さん拍手で承認です(^v^)

  

総会の後は、飯館村から頂いた桜の苗木を南相馬の桜の横に植えました。桜20本、ブナ100本の苗木をいただきました。この桜の木々たちが、厳しい木籠の地でたくましく育ち、日本中の様々な災害に遭われた方々が少しでも前へ進む励みになってくれることを祈っております。

 

 

 

2016.05.01 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

春の行事日程

例年より早く残雪も消え、郷見庵も4月10日にオープン致しました。当日、ふるさと会役員会を行い、春の行事計画を決定いたしましたのでお知らせいたします。

 

1、春の道普請及びふるさと会総会   5月1日(日)

・道普請      9時より (ふるさと会会員は集落内の道路のゴミ拾いを行います)

・ふるさと会総会 10時半頃より(道普請が終わり次第総会を行います)

2、田植え   5月21日(土)   (詳細は別途HPでご案内いたします)

3、チマキ、笹団子作り  6月26日(日) (会費制となります。詳細は別途HPでご案内いたします)

  

無事、春の行事ができることに感謝の気持ちをこめ、皆様をお待ちしております。

 

2016.04.17 | 新着情報,最近の木籠

兵庫県丹波市のみなさん頑張って!

今日は平成26年の水害で被災された丹波市の皆さんと復興への懇談会をしました。今日来られたみなさんの住んでいる地域は、地形も山古志と似ていることから、「山古志周辺を復興のモデルにしたい」とおっしゃり、水害直後に訪問され、今日で4回目の訪問という方も。特に今回は、「女性たちが何か活動を始めよう!」と郷見庵を切り盛りする集落のお母さんたちや、ふるさと会のメンバーとお茶を飲みながらのお話しとなりました。

 

名物の神楽南蛮味噌おにぎりと、牛汁のお昼に話も弾みます。もうすぐ木籠ではお釈迦様の日なので、縁起物のお釈迦様のお団子も頂きました。

松井さんの奥さんキミさんは、「木籠はこれからどんどん人が少なくなる。かといって、ここに住んでくれというのは難しい。だったら、ここを人に来てもらえるような場所に、ここに人を呼べばいいんだよ」と、いつも故松井会長が言っていたとお話ししていました。人が集まって楽しめる場所、人がまた来たいなと思えるあったかい場所。「だから、郷見庵は冬場を除いて年中無休なんです。ここに来れば、必ず誰かがいて、お話しして、お茶のみができるように。それからメンバーがそれぞれの得意分野で自分たちも楽しめる場所なんですよ」

最後にみんなで記念撮影。今日は青空。たくさんの雪だるまに囲まれて、みんな笑顔。丹波市のみなさん、これからもいっしょに頑張りましょうね!

 

 

 

2016.03.05 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

賽ノ神

1月10日、今年の初行事「賽ノ神」を行いました。例年にない小雪。市内では十分な雪がなく、行事を見送った地域もあるようです。ここ山古志木籠では、みぞれまじりではありましたが、大勢の方々が集まってくださり、今年の無病息災をお祈りすることが出来ました。

賽ノ神の組み立てから藁あみ、おんべ作り、みんなが協力して教えたり、習ったりで準備が進みます。

         

 

今年は、おんべとともに、天国の松井さんへのメッセージを添えました。そして、「ふるさと」と「アメージンググレイス」の素敵な歌声。ありがとうございました。

またフクロウでおなじみの溝口さんご家族が来てくださり、木彫りの松井さんが届けられました。温かいお言葉を頂き、松井さんご家族へも手掘りの福の神。これからこの松井さんが、木籠をずっと見守ってくれることでしょう。

 

いよいよ賽ノ神に点火です。モクモクと煙を上げて天まで燃える賽ノ神。恒例の餅つきで、つきたてのお餅をほおばりました。特製小豆や牛汁のお雑煮も最高です。賽ノ神の火で体を温めながら、スルメや切り餅焼き。束の間の青空に、錦鯉の凧も空を舞いました。みかん撒きが始まると、やっぱり子供は雪の子!素早い動き。盛りだくさんの催しに、そろそろ終わりも近づいたころ、賽ノ神の火を囲んで、みんなで「ふるさと」を歌いました。

    

   

集まってくださったみなさん、本当にありがとうございました。今年も、木籠を皆さんのふるさとと思って足を運んでください。こころよりお待ちしています。

2016.01.11 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

賽の神の予定

年明けの10日(日)に、五穀豊穣、一年の息災を祈念する小正月の恒例行事、賽の神を行ないます。

朝、10時から集落の住民の皆さんと一緒に賽の神作りを始めます。

皆さんからも賽の神の組み付け、てっぺんに飾るおんべ作り等も参加いただきたいと思います。

賽の神が出来上がり次第、11時ごろから餅つきを行い、つきたての餅を食べてから賽の神の点火となります。

(来年の年男、年女となられる申年の方に点火の役をお願いします)

点火後は餅やするめを焼いてお楽しみ下さい。またみなさんとお会いできることを心よりお待ちしています。

尚。今回、故松井治二さんの木像を山古志の桐の木で、埼玉の会員溝口さん(ふくろうの彫刻でおなじみの)が

彫って下さり、当日、披露して下さるそうです。

2015.12.21 | 新着情報,最近の木籠

紅葉の秋空 蕎麦打ち大会

  

11月1日、木籠はすっかり茜色に染まり、青空とのコントラストがきれいな一日でした。恒例の蕎麦打ち大会の日。木籠の畑で暑い夏を乗り切り、蕎麦摘みから粉ひきをしてみんなで手間暇かけて仕上げた、木籠ふるさと会産のそば粉です。

蕎麦打ち自慢の会員さんの手ほどきで、自分で打ったお蕎麦を楽しめます。外の窯でゆでたてのお蕎麦を冷たい水できゅっと引き締め、お母さんたち手作りのてんぷらを添えて召し上がれ。

   

   

今年は、お蕎麦の繋ぎもいろいろでした。ふのり(海藻)蕎麦、ジネンジョ(山芋)蕎麦、茶蕎麦など。バラエティー豊富に、チームワークも上がって、もちろん腕も上がりました。たくさんの方に召し上がっていただきありがとうございました。ふるさと会のメンバーも、秋の味覚にホット一息。忙しい冬支度前の楽しいひと時でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.11.03 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

11年目の震災記念の日

今年も10月23日がやってきました。中越震災から11年目、木籠は朝日に照らされて、少し色づいた山々がきれいでした。芋川の近くに行くと、ささやかな川の流れが聞こえてきた。水没家屋の保存作業が行われていました。福島の桜の葉も秋色でした。

 

朝10時ころからたくさんの仲間が郷見庵に集まります。それぞれが協力して震災記念日の準備がはじまりました。アツアツのおにぎり、さつま芋堀り、どっしり重い杵や臼もでてきましたよ。今日一日、心を込めておもてなしです。

   

平日だというのに、大勢の方々が足を運んでくださいました。今年は角突きの牛やポニーもお出迎え。恒例の餅つきに腕をふるい、つきたてのお餅はあんころ餅ときなこ餅で召し上がれ。山古志ならではの牛汁と神楽南蛮みそのおにぎり。朝堀りたてのさつまいも。口いっぱいにほおばって、今がある幸せを分け合いました。

 

 

 

 

 

凧揚げ名人の会員さんは、錦鯉の凧を披露してくださり、また松井さんと木籠で今年お亡くなりになった3人のお年寄りの方々へ、追悼の気持ちを込めて、郷見庵2階から発泡スチロールで作った白い鳥を木籠の空に放ちました。松井さんや懐かしいお年寄りたちの笑顔が見えるかのように、皆で空を見上げて舞い降りる鳥に手を伸ばしていました。

 

震災でつながった皆さまとのご縁と今の幸せに感謝し、これからいろんな難しいことがあっても、みんなでなんとかやっていけると気持ちを新たにした一日でした。これからも、山古志、木籠、郷見庵に来てくださいね。だれもがホットできるよう、皆でお待ちしています。

2015.10.24 | イベント報告,新着情報,最近の木籠

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