里芋の植え付け
山古志では、5月8日の薬師縁日が過ぎると農作業が始められると古くから言われておりましたが、
雪解けが早かった今年は、初夏に近い陽気の5月3日にふるさと会の畑に10名ほど集まり、里芋の作付けを行いました。
今年も11畝に作付け、3列は被災地交流のある熊本県益城町から頂いた種芋と、昨年収穫の保存芋他を残りの8列に植え付けました。
1畝に20株程植えましたので、秋の収穫が楽しみです。
かなりの収穫が見込めそうですので皆さんのご協力を今からお願い致します(^v^)
緑が鮮やかになりました
今年の暖冬のせいか春の訪れも早く、これから5月だというのに山は初夏のような青々とし緑に包まれています。
遅咲きで少し濃いめのピンク色。八重桜が緑の中にあざやかです。
タンポポにはアゲハチョウがとまり、山野草も装いを変えていきます。
お地蔵様のまわりは花盛りでにぎやかです。一方、完全に開いてしまったこごめを見ると、ちょっと残念でした。
春の道普請、ふるさと会総会
4月28日、春の道普請をしました。神社と郷見庵にわかれて、汗を流しました。
少数精鋭とはいえ、こんなにたくさんの枯葉の山ができるほどで、へとへとになったみなさんのおかげで、掃除の後は苔むしたすがすがしい境内になりました。
郷見庵では台風でも飛ばないように、頑丈にテントが張られ、ウッドデッキも組み立てて、お客様のお越しをお待ちしています。
一休みしたあとは、ふるさと会総会を行いました。今年は中越震災から20年の節目の年。郷見庵感謝祭の案を練り、20年間様々な形でつながった方々との再会を望みながら、1年間のイベントをあれこれと考えました。
皆さん、今年もふるさと会をよろしくおねがいします。
椎茸の菌打ち
4月7日、椎茸の菌打ちをしました。
冬のうちに倒れてしまった木々に活躍してもらいます。
ドリルでゴオオオオーーっと穴を空け、1.5cmほどの椎茸の菌を1個1個差し込んで、トントントンと叩き込みました。
丸太も菌床の数もかなりあって、春らしい陽気にけっこう汗ばむ作業に一苦労。
そのあとは、木陰に運んで秋を待ちます。期待の大収穫なるか!?
ひな祭りお茶飲み会
桃の節句3月3日には例年1メートル以上の積雪がありますが、今年は前日の降雪にもかかわらず50~60cm程度と積雪が少ない節句になりました。
この日、木籠にはふるさと会の常連さんと集落のおばーちゃん達が集まり、ふるさと便りの発送作業やお釈迦団子作りの後、ひな祭りお茶飲み会で賑やかな一日を過ごしました。
賽の神
中越地震から20年目の令和6年も、新年早々の能登半島を襲った大震災で新潟県でも液状化現象による被害が発生いたしました。
早期の震災復興、五穀豊穣、無病息災を願って木籠集落の賽ノ神を行いました。
今年は4年ぶりの雪上餅つきも行い、付きたての餅で雑煮、おしるこで腹ごしらえを行い、賽ノ神に点火して被災された方たちのご無事と一年の息災をお祈りいたしました。
尚、今年の餅つきでは集落住民の伊吉さん(伴大工さん)(故人)が中越地震で水没し掘り出した臼を20年ぶりに復活して使用いたしました。
4年ぶりの蕎麦打ち
11月19日(日),コロナ禍以来4年ぶりに蕎麦打ちが20名以上の大勢の参加者のもと行われました。
この賑わいは本当にコロナ禍が夢だったかのようです。準備や協力をしてくれた皆さん、集まってくださった皆さん、こうして一緒に秋のひと時を過ごせることに感謝します。ありがとうございました。
木籠の稲刈り
夏の暑さも落ち着き、9月18日にふるさと会の稲刈りが行われました。
この夏の猛暑と水不足によって稲の育成が心配でしたが、美味しそうな黄金の稲穂に育っていました。
まずは郷見庵に集合。稲刈りイベントの朝礼。たわいもない会話がみんなの心の輪を作り、
チームワークにつながり、やる気スイッチオン。田んぼにレッツゴー!
バインダーでは刈れない畦の淵を手刈り作業。稲刈り鎌が藁を刈る感触!!
ザクッ、ザックッ!!体験した人にしかわからない感覚に少し興奮。
刈り取った稲を軽トラックに積み込み、はざかけ作業。作業は本当に大変。
時に吹く秋風が気持ちよく、頑張れ-!と応援してくれているみたい。
昼食はお母さん達の手作り料理。みんなでおにぎりを頬張り、山の幸が疲れた体に染み渡ります。
昔ながらのはざかけ作業、大変でしたが皆さん本当にありがとうございました。 田んぼ中を歩いたり、稲の匂いや、チクチクする肌の感触は貴重な体験。
AIやテクノロジーの進化、スマート農業では味わえない。
便利や効率重視と言われがちでも、豊かな自然の暮らしや、きれいな地球に生まれた意味、
汗臭さや泥まみれの中に人と人との繋がりの大切さを考えてみました。
改めて生き方を学んだ一日。こんな思いをさせてくれた「山古志木籠ふるさと会」にいいね♡
七夕飾り
晴天の田植え
コロナ明けの5月20日、今年はマスク無しの仲間が田んぼに集まり、カッコウの鳴き声を合図に田植えが行われました。3枚の棚田の内、下段の1枚は会員の皆さんの手植えで、中段の1枚は機械植えで、上段の1枚も機械植えの予定でしたが田んぼの水漏れで使えず、棚田2枚の田植えとなりました。
今年も静岡や埼玉の会員さんも遠路はるばる参加下さり賑やかな田植えとなりました。
お昼はいつものように豚汁、おにぎり、山菜天ぷら等のおもてなしに皆さん満腹!
昼からは体力に余力がある方に残って頂き、里芋の作付けを行いました。
今年も10畝に作付け、4列は交流のある熊本地震被災地からの芋、3列は昨年収穫の保存芋、3列は会員の高野さんの芋を植えました。
午前中に金井ご夫妻が畝立てしてくれたこともあり、又、幸治副会長の長男の大活躍!や、バイクのトラブルで足止めになった長岡のお姉さんの緊急参加などであっという間に作業完了。
さらには、チマキ、笹団子用のスゲの芯の採取もすることになり、500本以上のスゲを採取し6月に企画予定のチマキ、笹団子作りイベントに備えました。