春の山菜ツアー
5月13日と14日、3年ぶりにふるさと会の山菜刈りツァーが行われました。
13日は群馬県伊勢崎のグループ、14日は群馬県高崎と三条のグループで合計十数人が参加して、木籠集落のてんこ平で賑やかに山菜刈りに挑戦!
参加者数名に昔ながらの山菜採り衣装の浴衣逆さ着を体験して頂き、ふるさと会の山菜刈り名人?の指導によりワラビやウド、キノメ等の山菜を摘みました。
島田名人の衣装はなんと、山古志で採れる山菜をプリントしたTシャツを着ており、その場で採れた山菜を絵柄で指導!!
思った以上の収穫で参加者全員、楽しい1日を過ごしました。
春の道普請、ふるさと会総会
4月30日(日)朝からあいにくの雨降りで、道普請できるかなあ~、みなさん集まるかな~と心配しながら山古志へ。
ところがー!!長靴、雨がっぱに身を包み、完全装備で大勢集まってくださいました。びっくり~\(>v<)/大感謝です。
さっそく、側溝の泥さらいに、テント立て、ステージの設置と、木籠の方々と協力して作業が進みます。
鎮守様の方やごみ拾いに出かけてくれた方々もありがとうございました。こんなに大勢で道普請をしたのは初めてではないでしょうか。
大変な作業なのに、コロナが明けてみんなが集まれるうれしさを感じました。
おかげさまで道普請は早々と終えることが出来ました。雨も少し小降りになり、一仕事終わった後はふるさと会総会です。
事務局の石井さんからは「3年ぶりの総会に、今まで以上の人が集まってくれてうれしい」と歓喜の声が。
会長の松井吉幸さんは「今年はコロナも収まって、また皆さんとたくさん集まれるのが楽しみです」とワクワク。
東京から今朝駆けつけてくださった、地域計画連合の江田さん(中越震災後木籠に入り、震災復興とふるさと会の立ち上げにご尽力いただいた方です)
「こんなに長くふるさと会が続いてきたことがすごい。雨もやんできたし、今年はきっといい年ですね!」と心強い言葉をいただきました。
その後、石井さんから会計報告、行事報告があり、皆真剣に耳を傾け、拍手で承認。今年は運営に新しい顔ぶれも加わります。
行事予定の話になると「あんなことやってたね、こんなことやったね」と、コロナ前の昔のいい話がどんどん出てきました。
さて今年はどこまでやれるでしょうか。「たいへんだ~」が先に来ると続かないから、「たのしい」範囲でやっていきましょう、と新副会長の松井幸治さん(松井治二さんのご長男)。ふるさと会のスタートに立ち返り、仲間うちで楽しいからやりたいで、今年もつないでいけたらいいなあと思いました。
新運営陣のご紹介
前列左から:事務局 石井秀次、会長 松井吉幸、顧問 江田隆三
後列左から:副会長 松井幸治、新実行委員メンバー 島田トシ子、寺澤達夫
2023年 賽の神
平場の雪はひと段落していますが、山古志の道路わきの雪壁は高くそびえています。
そんな中、今年はコロナ禍も皆で吹き飛ばす勢いで、大勢の方々が賽の神に来てくださいました。
準備も早々と始まり、待ちきれない!作業もてきぱき。あっという間に見事な出来栄えにしあがりました。
みなこの日を楽しみにしていたような、久しぶりに皆でわいわい集まれるようになってきた世の中を喜んでいるような感じです。
記念撮影をしま~す。みんなでたくさん撮ったうえに、今年はカラーグループ撮影?が始まりました。
赤、黄、青(黒)・・・のような、とにかく集まって楽しく記念撮影です。
さて年男、年女による点火。炎がどんどん昇っていきました。あったかいね~と気持ちも体も和みます。てっぺんでは錦鯉がみごとに泳いでいました。
炎の勢いが収まり始めると、みんなでお餅やするめを焼き始め、おしゃべりに花が咲きました。牛汁もあったかくて、焼いたお餅を入れると絶品です。デザートは恒例のみかん撒きでにぎわいました。
さいごは、残り火を囲んで、片付けやら、餅焼きやら、のんびりおしゃべりをしながら温まり、次第に消えていく火を見守りました。
年の初めの顔合わせ行事も楽しく幕を閉じました。今年もいい年になりますように。みなさんありがとうございました。
郷見庵感謝祭
中越地震から18年が経つ10月23日、復興を支援して下さった皆様への感謝の気持ちを込めた郷見庵感謝祭を催しました。
昨年、一昨年とコロナ禍で自粛していたイベントでしたが、今年は湯沢町の皆様による津軽三味線演奏、十日町市の皆様による歌謡ショーや、今年も千葉県のいぶきの会の皆様からの豚もも肉一本分の手作りハムの振舞い、郷見庵脇で栽培した里芋を使った芋煮汁の振舞い、百円均一フリマ等、大勢の皆様にお出で頂き賑やかな感謝祭になりました。
稲刈りについて(報告とお詫び)
9月10,11日の週末、急遽稲刈りをいたしました。
今年の稲は背が高く伸びたうえ、最近の豪雨と残暑の繰り返しの影響でかなり倒れてしまいました。
稲穂はしっかり実ったものの、台風の後の田んぼに渦巻くように倒れた場所もあり、稲穂が水や泥に浸かってしまいました。
そのため、松井さん一家と、地元の経験豊富な方々などで、急いで刈り取ることになりました。
機械で刈れない部分は、かなり足場の悪い中、手刈りで苦労していただきました。
無事、刈り取った稲ははざにかけられて、今はじっくり乾燥をさせています。
春に田植えをしてくださり、稲刈りを楽しみにしていた方々には、前もって、ホームページでの連絡ができず、大変申し訳ありませんでした。
また、急に集まっていただいて、何とか刈り取り、はざかけをしてくださった方々、ありがとうございました。
今後、お米になったときには、皆様のお口に届くよう工夫できればと思っております。
ここに、ご報告と合わせ、感謝とお詫びを申し上げます。
木籠のお盆
8月15日、木籠のお宮さまに神主様を迎えて、お盆のお祓いと祝詞を奏でていただきました。
コロナ禍で食事や輪になっての盆踊りは自粛しましたが、
力強い太鼓の音が集落に響き、お盆の雰囲気がぐっと盛り上がりました。
盆歌も太鼓に応えて唄われて、手拍子や合いの手が入ります。
雨で足場もぬかるみましたが、自然と踊りたくなって、リズムに合わせてその場で手足が動きだしたり
してしまいました。
皆で顔を合わせることができ、十分にお盆の気分を味わうことができたのでした。
笹団子、チマキ作り
さて、7月3日に3年ぶりの笹団子、チマキ作りを行いました。
材料は木籠で調達します。草をかき分けスゲを取りに行きました。除草剤が散布されたところにスゲは生えていません。自然のままの状態でスゲが生えている場所を見つけます。
次は笹の葉取りに出発。小雨のおかげでみずみずしい緑色の、ピンと張った笹の葉がたくさんとれました。みんなで笹の葉を取り分けます。カタツムリもついてきちゃった。この葉を重曹で煮て、きれいに拭いておきます。スゲも煮て干して、芯をゆわえる紐として使います。かれこれ一か月ほど前からの準備です。
当日、美しい笹の葉と、柔らかいスゲでお団子やもち米を包み、笹団子とチマキにします。小豆も木籠産。いい具合に焚いてもらいました。
スゲの結び方に苦労しながら、ベテラン先生たちに教えてもらって、個性豊かな団子とチマキができました。
お昼にみんなでいただいて、出来立て熱々をほおばりました。しあわせ~。準備してくれた方々、参加してくださった方々、みなさんありがとうございました。
田植えのお知らせ
今年は雪解けの遅れもあり、田んぼの代掻き(田植えの準備作業)も遅れたため、田植え日程のお知らせも遅くなりましたが下記のように決まりました。
今年は棚田2枚の田植えを行いますが、今年も昔ながらの手植えでの田植えをお楽しみ頂きたいと思いますが参加人数によっては一部機械植えとなります。
(会員以外の参加も大歓迎です)
日時 5月15日(日)AM10:00より
参加される方は、長めの長靴か田植え用長靴と汚れてもよい服装で参加くださるようお願いいた
します。田植え後の昼食には、おにぎり、汁物等をお出しするつもりです。
又、午後から余力があるようあら、ワラビなどの山菜取りも行いたいと思います。
賽ノ神
1月15日の小正月、木籠集落では恒例の賽ノ神を行い、無病息災、五穀豊穣を祈りました。
前日までの吹雪による悪天候やオミクロン株への警戒等で例年より半数程度の集まりになり
ましたが、降雪もなく集落住民とふるさと会会員のチームワークで今年も5メートルを超える
見事な賽ノ神が組みあがり、天高く燃え上がりました。