山古志木篭の賽の神
11日、木籠集落の小正月伝統行事「賽ノ神」が集落の住民、県外からの会員を含めたふるさと会会員や家族など約100名が集まり、五穀豊穣、無病息災を祈り新しい年を迎えました。
午前10時から住民、参加者での賽ノ神作りは、支柱になる木を山から切り出し、カヤの束を重ね、ワラで外周を覆い、先端に御幣や色々な思いを書いた短冊を取り付けた竹竿を飾り約8メートルの賽ノ神が完成です。
点火前に雪上での餅つき、あんこや黄粉の餅や郷見庵特製の肉汁で腹ごしらえをして,年男、年女、子供たちにより賽ノ神の点火となり、煙が雪空に立ち上がると賽ノ神の火も勢いが増し、縁起物のスルメや餅を焼いて一年の無事を祈りました。又、子供たちはミカン投げやソリ遊び、雪穴掘りなど終日、笑顔と楽しい歓声で賑わっておりました。