黄金色の稲穂とぽかぽかお日様につつまれて
9月23日(祝)お日様に恵まれ、黄金色に実ったたんぼにみんなで入りました。田植えのときの早乙女の衣装も健在。ひと株ひと株もくもくと稲を刈る人、再会の喜びに並んで稲刈りを楽しむ人、初めての稲刈りに木篭のお母さんたちに教わりながらゆっくりたんぼで頑張るお姉さん。背丈ほどの稲を果敢に運ぶ子供たち。それぞれがそれぞれに、収穫の喜びを味わいました。
午前中、3枚の田圃を刈り終えると、ご飯隊のお母さんたちが作ってくれた肉汁やおにぎりのご馳走でみんなでお昼ご飯。「木篭で初めてみんなでご飯を囲む楽しさを知りました」と言ってくださる方も。土の上でお日様に当たって汗を流した後、みんなで食べるご飯とお汁は最高です。午後からは、はざかけ作業をもうひと踏ん張り頑張りました。約50人、1日がかりの大変な作業でしたが、美味しいお米ができますね。お米もとってもありがたく思えました。みなさん、本当にありがとうございました。お疲れさまでした!!
山古志ウオークお疲れさまでした!
9月14日(土)初秋にしては蒸し暑く、今年の山古志ウオークは参加者の方々にとって少しきつかったのではないかと思います。それでも、木篭の郷見庵からゴールまではあと5キロほど。最後のひと踏ん張りです!!「山ちゃん海女ちゃん」案山子と水没家屋の上に舞う凧がエールを送ります。木篭の冷たい湧水でのどをうるおしていただき「ああ美味しい!」、「もう一息、頑張ってくださいね」と見送らせていただきました。山あり谷ありの21キロは、並大抵の21キロとはわけがちがいます。それでも「山古志は歩いていて景色が変わるから楽しい」と言ってくださる方々。みなさん、無事にゴールされたことと思います。ご苦労様でした。来年もお待ちしています。
蕎麦の花が満開
今年の案山子は“海女ちゃん・山ちゃん”
8月28日(水)ふるさと会で集まって、恒例の案山子作りをしました。9月の山古志ウオークに参加する方々にエールを送ったり、秋に刈りいれて天日干しする稲を、小鳥たちにあんまりたくさんついばまれないようにちょっと見張っていてもらったり。秋の訪れとともに、木篭の風景の一部となる案山子たちです。
今年のテーマは“海女ちゃん、山ちゃん”!朝の連ドラでおなじみの海女ちゃんと、木篭の父ちゃん母ちゃんたちを総して“山ちゃん”です。案山子の集合写真は左4人があまちゃんグループで左から春子ママ、種市先輩、なつばっぱ、あきちゃん。右5人がや木篭の山ちゃんグループになります。みんな絣の生地を身にまとって、なんだかとっても懐かしい雰囲気。海女ちゃんも山ちゃんも、人間味いっぱい、愛着あふれる案山子に仕上がりました (^v^)/ みなさん、木篭にお立ち寄りの際は、どうぞ見ていってくださ~い。
木篭の盆踊り~今も昔もずっと変わらず受け継がれて~
8月15日、月天子、天の川に見守られて、今年も諏訪神社にてお盆の神事、盆踊りを行いました。
この日は連日の猛暑が続くただ中の一日でしたが、15時からの支度を終え神事が始まる16時ころには涼しくなって、おごそかに神事が執り行われ、焼きそばや牛の煮込みをいただいた後、住民、元住民、隣の梶金集落、議員さん、会員、東洋大学、長岡技大の学生合わせて50人の方が集まって踊りの輪を作ってくださいました。皆さん本当にありがとございました。
「午後7時過ぎ、誰とも「開始」の合図もなく、元住民の方が一人で太鼓をたたき始めると、境内を包むように並べられた竹灯篭の灯りがそれに呼応するかのように明るさを増して、神社と人々を浮き上がらせます。
音頭取りが太鼓に促されて「さて合点だいー」「さて頼みだいー」と歌が始めると、座ってお酒を召し上がっていた壮年も婦人も、眠っていた体中の木籠DNAと血が急に騒ぎ出し、誰かれとなく立ち上がって踊りの輪を作っていきます。
浴衣姿の学生さんは昨日も他で踊られていたので、まるで住民のように品良く踊りだします。やがて梶金の衆も加わり太鼓の加勢が増してくると、盆踊りもヒ゜ークに達しるつぼ状態。皆さん本当に生き生きとした顔で幸せそうです。この顔見たさに会に入っているんだなーと実感しながら、8時半に踊りは終了。
さて盆踊りに限らず、文化は人に希望と勇気と生きる喜びとを咲かせてくれます。私たちはこれからも木籠の住民が先祖から受け継がれた財産、宝物を守り支え、共々に生きる喜びと明日への力の糧にしていきたいと思います。
今年の蕎麦は豊作の予感!
7月末に種まきした蕎麦が2週間でこんなに立派に育っております。
毎年、晩秋に行なっている、蕎麦打ち大会は蕎麦を種まきから育てて、自前の蕎麦粉で美味しい蕎麦を打つのが自慢でしたが、昨年は種まき後の日照りに悩まされ5kgの種から 2kgの収穫しか得られませんでしたが、今年は3kgの種をまきましたが今の状態から考える と15~20kg以上の収穫が見込めそうな勢いです?
9月始には蕎麦畑一面に白い花が咲き、10月中頃に刈入れの予定です。
7月28日 蕎麦の種まきで汗流し、BBQ・歌の会~!!
7月中旬に鎮守様の掃除をしていた時のこと「ね、ね、久しぶりにみんなでバーベキューしたいね。」 との声がでました。
「 蕎麦の種蒔きは7月末がいいと思うから、その日はどう?」「『山古志音頭』の歌も教えてもらいましょう。 」
というわけで、当初の行事予定にはなかったけど、話はとんとん拍子にまとまりました。
昨年、HPを通して『木籠・ふるさと会』の会員になられた伴さんは元音楽教師で、各地の福祉施設などへ“音楽出前”のボランティアをされています。蕎麦蒔きのお誘いと歌の指導をお願いすると、埼玉から駆けつけるとOKしてくださりそして歌唱担当は 知り合いの燕市の首藤先生にお願いできました。首藤さんはFM三条で「。「首藤隆司の童謡・唱歌」という歌番組を担当されている方です。お二人ともお忙しい中を来ていただき、ありがとうございました
後はお天気だけですが おお! 晴れましたよ!
午前中から山の畑で蕎麦の種蒔き作業に頑張る男衆!マメトラで耕し、浅い溝を掘り、蕎麦の種を蒔き、少し肥料もいれ軽く土をかぶせます。夏の陽射しの下で、ビッショリ汗だくになって仕事に励んでくれました。
昨年の収穫は日照りでちょっと残念な結果だったのでリベンジを狙ってます。今年こそは 大豊作を期待しましょう♪11月にはこの畑で採れる新蕎麦での 『蕎麦打ち会』が待ってるからね~♪。暑い中 本当にお疲れ様でしたぁ!。
農作業が終えるのを待って、BBQの始り はじまり~。・・・ってもう始まってるし (笑)
BBQの準備を担当してくれたのは女子衆。山古志産の牛肉と新鮮野菜がタッ~~~プリ用意されています。
ドラム缶のBBQコンロで焼かれるお肉の美味しそうな匂い。「いただきまーす」 もそこそこにパクつきます♪。美味しいものを食べると、みな いい笑顔になりますよね。
お腹もいっぱいになったことだし、この後は歌で賑やかに!伴さんのキーボード伴奏で『山古志音頭」を教えていただきました。首藤さんの張りのある歌声にリードされながらメロディを口ずさみます。『山古志音頭』は昭和48年にまだ合併する前の山古志村で作られたものです。作詞は加藤次馬先生、作曲は浅井政尾先生で現在の山古志小学校の校歌も作曲されていますよ。
続いて 今は廃校となった「梶木小学校校歌」『東竹沢小学校校歌」も流れお母さんたちは母校の校歌を感慨深く思い出したようです。さらに歌は 「ふるさと」 「十日町小唄」「高校三年生」etcと盛り上がり ついには踊りだす仲間も (笑)ふるさと会のボーカル児玉さんも自作の「がんばろうて 山古志」を熱唱。時間も忘れて歌って踊っての楽しいひと時となりました。
蕎麦も蒔いたし、BBQも美味しかったし、「山古志音頭」も覚えたし?
この日も楽しかった思いを胸に山古志をあとにしたのでした。
今年の七夕は大きいぞ!しかも2本!
郷見庵での七夕飾りは3回目となります。年々レベルアップを重ね、本年は2本の大きな竹を準備し、郷見庵の両側を飾ることになりました。6月30日に木籠の住民、ふるさと会員、福島の避難者など大勢の人が集まり、デコレーションの制作、太い竹への飾り付けを賑やかに行ないました。木籠のおばーちゃん達も「子供のころを思い出し楽しいよー」とみんなでお喋りしながら飾りを作って頂きました。
木籠での七夕飾りは震災後、帰村のための住宅造成地での地鎮祭に各戸の区割り毎に一本の七夕を飾り、帰村の無事を祈ったものでした。あれから7年目になりましたので、今回は集落の各戸ごとに、小さな七夕飾りを作り飾って頂くことにいたしました。
七夕飾りは2~3週間飾ってありますので、お出でいただいた折には是非、ご覧下さい。
ちまき、笹団子、山法師のフラワーアートができました
6月22日、恒例のチマキ、笹団子作りを行いました。この行事は、震災から木篭に帰村して初めてみんなでやった思い出深い行事です。チマキの先生は木篭のお母さんたち。笹団子の先生はふるさと会の料理上手のお母さんたち。みんなで教えあってお昼は出来たてのチマキと笹団子をいただきました。「チマキって、きな粉だけでなく、木篭の神楽南蛮味噌をつけて食べるととっても美味しい」なんて発見もありました。
午後からは、新潟からフラワーアートの先生方3人に教わって、山法師の花を山古志のアケビのツルにちょこんと飾ったリース作りを教わりました。それぞれの個性いっぱい。涼しげな山法師の花がたくさんできました。親切に教えていただいた先生方、どうもありがとうございました。