今年の蕎麦は豊作の予感!
7月末に種まきした蕎麦が2週間でこんなに立派に育っております。
毎年、晩秋に行なっている、蕎麦打ち大会は蕎麦を種まきから育てて、自前の蕎麦粉で美味しい蕎麦を打つのが自慢でしたが、昨年は種まき後の日照りに悩まされ5kgの種から 2kgの収穫しか得られませんでしたが、今年は3kgの種をまきましたが今の状態から考える と15~20kg以上の収穫が見込めそうな勢いです?
9月始には蕎麦畑一面に白い花が咲き、10月中頃に刈入れの予定です。
夏の道普請(8月11日)・盆踊り(8月15日)のお知らせ
恒例の盆踊りが近づいてきましたのでスケジュールをお知らせいたします。
1.夏の道普請 8月11日(日) 午前9時 郷見庵集合
・ 集落の道路脇の草刈
・ 諏訪神社境内の草刈、お宮の清掃
2.盆踊り 8月15日 諏訪神社
・ 3時より準備作業(幟旗設置、照明、灯篭準備等)
・ 5時よりほら貝行列で神官出向え、祝詞奏上
・ 6時ごろより懇談軽食
・ 7時 盆踊り開始 (1~2時間)
道普請、盆踊りに参加頂ける方、連絡をお願いいたします。
2013.08.03 | 新着情報
7月28日 蕎麦の種まきで汗流し、BBQ・歌の会~!!
7月中旬に鎮守様の掃除をしていた時のこと「ね、ね、久しぶりにみんなでバーベキューしたいね。」 との声がでました。
「 蕎麦の種蒔きは7月末がいいと思うから、その日はどう?」「『山古志音頭』の歌も教えてもらいましょう。 」
というわけで、当初の行事予定にはなかったけど、話はとんとん拍子にまとまりました。
昨年、HPを通して『木籠・ふるさと会』の会員になられた伴さんは元音楽教師で、各地の福祉施設などへ“音楽出前”のボランティアをされています。蕎麦蒔きのお誘いと歌の指導をお願いすると、埼玉から駆けつけるとOKしてくださりそして歌唱担当は 知り合いの燕市の首藤先生にお願いできました。首藤さんはFM三条で「。「首藤隆司の童謡・唱歌」という歌番組を担当されている方です。お二人ともお忙しい中を来ていただき、ありがとうございました
後はお天気だけですが おお! 晴れましたよ!
午前中から山の畑で蕎麦の種蒔き作業に頑張る男衆!マメトラで耕し、浅い溝を掘り、蕎麦の種を蒔き、少し肥料もいれ軽く土をかぶせます。夏の陽射しの下で、ビッショリ汗だくになって仕事に励んでくれました。
昨年の収穫は日照りでちょっと残念な結果だったのでリベンジを狙ってます。今年こそは 大豊作を期待しましょう♪11月にはこの畑で採れる新蕎麦での 『蕎麦打ち会』が待ってるからね~♪。暑い中 本当にお疲れ様でしたぁ!。
農作業が終えるのを待って、BBQの始り はじまり~。・・・ってもう始まってるし (笑)
BBQの準備を担当してくれたのは女子衆。山古志産の牛肉と新鮮野菜がタッ~~~プリ用意されています。
ドラム缶のBBQコンロで焼かれるお肉の美味しそうな匂い。「いただきまーす」 もそこそこにパクつきます♪。美味しいものを食べると、みな いい笑顔になりますよね。
お腹もいっぱいになったことだし、この後は歌で賑やかに!伴さんのキーボード伴奏で『山古志音頭」を教えていただきました。首藤さんの張りのある歌声にリードされながらメロディを口ずさみます。『山古志音頭』は昭和48年にまだ合併する前の山古志村で作られたものです。作詞は加藤次馬先生、作曲は浅井政尾先生で現在の山古志小学校の校歌も作曲されていますよ。
続いて 今は廃校となった「梶木小学校校歌」『東竹沢小学校校歌」も流れお母さんたちは母校の校歌を感慨深く思い出したようです。さらに歌は 「ふるさと」 「十日町小唄」「高校三年生」etcと盛り上がり ついには踊りだす仲間も (笑)ふるさと会のボーカル児玉さんも自作の「がんばろうて 山古志」を熱唱。時間も忘れて歌って踊っての楽しいひと時となりました。
蕎麦も蒔いたし、BBQも美味しかったし、「山古志音頭」も覚えたし?
この日も楽しかった思いを胸に山古志をあとにしたのでした。
今年の七夕は大きいぞ!しかも2本!
郷見庵での七夕飾りは3回目となります。年々レベルアップを重ね、本年は2本の大きな竹を準備し、郷見庵の両側を飾ることになりました。6月30日に木籠の住民、ふるさと会員、福島の避難者など大勢の人が集まり、デコレーションの制作、太い竹への飾り付けを賑やかに行ないました。木籠のおばーちゃん達も「子供のころを思い出し楽しいよー」とみんなでお喋りしながら飾りを作って頂きました。
木籠での七夕飾りは震災後、帰村のための住宅造成地での地鎮祭に各戸の区割り毎に一本の七夕を飾り、帰村の無事を祈ったものでした。あれから7年目になりましたので、今回は集落の各戸ごとに、小さな七夕飾りを作り飾って頂くことにいたしました。
七夕飾りは2~3週間飾ってありますので、お出でいただいた折には是非、ご覧下さい。
ちまき、笹団子、山法師のフラワーアートができました
6月22日、恒例のチマキ、笹団子作りを行いました。この行事は、震災から木篭に帰村して初めてみんなでやった思い出深い行事です。チマキの先生は木篭のお母さんたち。笹団子の先生はふるさと会の料理上手のお母さんたち。みんなで教えあってお昼は出来たてのチマキと笹団子をいただきました。「チマキって、きな粉だけでなく、木篭の神楽南蛮味噌をつけて食べるととっても美味しい」なんて発見もありました。
午後からは、新潟からフラワーアートの先生方3人に教わって、山法師の花を山古志のアケビのツルにちょこんと飾ったリース作りを教わりました。それぞれの個性いっぱい。涼しげな山法師の花がたくさんできました。親切に教えていただいた先生方、どうもありがとうございました。
雪解け後、春から初夏の木篭水没家屋
震災から8年になりました。水没家屋には、今もたくさんの方々が足を運んでくださいます。昨年は見守る会へ多くの方からご支援をいただきました。木篭復興の原点を皆さんの目で見ていただけることに感謝いたしますとともに、皆様が何かを持ち帰っていただければ幸いです。
震災以来、家屋にはほとんど何の手を加えることもなく、毎年長い冬の間、家屋は雪の中に埋もれてしまいます。春が来て姿を現す水没家屋は、少しづつ屋根が崩れ、家が傾いていきます。今私たちにできることは、この水没家屋を見守ることだけなのです。
6月9日 初夏の山里歩き
お天気は快晴、新緑はまぶしく、山古志の山々が笑っているようでした。
昨年は、土砂崩れ等の影響もあり見送られた山里歩きでしたが、今年再開することができました。田植えのときの早乙女の衣装や股引きは涼しくて山歩きにぴったりです。すげ笠はお日様からちょうど良く日陰を作ってくれるので、皆で愛用して歩きました。道案内は木篭のお母さん。お嫁に来た時からこの山を歩いて働いて、山道を知り尽くしています。
今回は木籠から登って、山頂から越後三山を眺め、記念撮影。南の小松倉中山隧道方面から降りるのではなく、北に降りて池谷方面の牛舎を眺めながらくだってきました。
山の上には震災前の田圃や畑の跡があり、こんな山の上までどうやって耕していたんだろう、現在復活している田圃や畑もどうやってる?のという声。わあ~こんなに高くまで登ってきたんだね~とすがすがしい達成感の声。冬の山越えで、自分の村が見える頂でホッとして力尽きてしまった方々への雪倒れの仏様。みずみずしい緑の草を飾って静かに手を合わせる木篭のお母さん。続いて皆も手を合せました。
10:30出発、15:15分木篭到着。みんなで見るまま思いつくまま、いろんなことをおしゃべりしながらの約5時間。山古志の里山と空気につつまれて、12キロ、22,300歩。みんなの気持もまた近づいた気がしました。
笹団子とちまき作り・フラワーアレンジメント
笹の新芽が芽吹く季節となりました。
本年も恒例のちまき・笹団子つくりを6月22日に行ないますのでご案内いたします。
ちまき・笹団子が蒸しあがった後、昨年、会員になられた新潟のSさんから、フラワーアレンジメントのご指導をいただけるとの申し出がありましたのでお願いすることに致しました。
・ ちまき・笹団子作り : 6月22日(土) 10時 木籠集落集会所
材料費として500円の参加費をお願いいたします。
・ フラワーアレンジメント : ちまき終了後引き続き(1時頃から)
講師の先生のご好意により材料は提供頂ける事になり無料の講習となります。
(当日のアレンジメントの素材は『山法師の花』になるそうで、9日の山歩きの時に
作品のサンプルみせていただけるそうです)
参加頂ける方は材料調達(ちまき&アレンジメント共)の都合がありますので、15日までに連絡下さい。
事務局 石井 連絡先 0258-59-2180(山古志木篭ふるさと会 松井治二)
2013.06.01 | 新着情報
6月9日(日) 里山歩きの会
木籠の山歩きは一昨年に行い、大盛況でしたが、その後の豪雨で崩落箇所もあり昨年は実施できませんでした。今年は山道も復旧いたしましたので2年ぶりに里山歩きの会を6月9日に計画いたしました。
山歩きをしながら震災の跡地や、かつての木籠住民の生活の基盤であった田畑跡などを巡るツアーで、山には緑が芽吹き、魚沼市(広神地区)との境の大道峠で、越後三山の景色を望む場所で昼食を食べながらたくさんの人達と交流を深めたいと思います。前回は大道峠から右に折れて中山トンネルを経て木籠に戻りましたが、今回は左に折れて旧楢の木集落(中越地震後、集団移転をした集落)を経て戻るコースを予定しております。
日時、場所: 6月9日(日) 郷見庵 10時出発
昼食、飲み物は各自持参
雨天の場合は中止といたしますが、週間天気予報が出た時点で再度連絡いたします。
お問い合わせ、参加ご希望の方はご連絡ください。
山古志木篭ふるさと会 松井治二 0258-59-2180
2013.05.28 | 新着情報
5月25日 快晴の早乙女田植え日和
水清く風薫る皐月晴れの下、5月25日土曜日AM9時より田植えを行いました。この日は連日の晴天に恵まれ、田んぼの状態も良く、寒くもなく暑くもなく暖かい日で、5月の澄んだ空気、鶯の声を聴きながらの田植となりました。
田植には遠くは静岡、南相馬市、筑波、東京、県内含めて60人の方が集まりました。南相馬市から半年ぶりの再会を喜び合い、ふるさと会を支えてくださる地域計画連合の皆さん、ご家族、長岡技大の学生さん、毎年田植えを待ち望むふるさと会員のみなさん、会えてよかった。
男女問わず、昔ながらの田植えの早乙女衣装(もんぺ、はんちゃ、前掛け、すげがさ)を10着用意し、着てもらいました。例年よりもずっと田んぼが華やかです。衣装も素敵、着ている人はもっと素敵。早くも来年この衣装を着たいと予約をされる方もいて、がんばって縫ってきた裏方さんも喜んでいます。
昨年より人数が多かったせいもあり、田植えは11時半で終了。そのあと卿見庵のテントで、昼食会を開きました。この日、新潟県の避難者を支援されている県の職員さんが、応援に訪れてくれまして、一緒に苗を植えてくださいました。挨拶で、木籠で避難者と交流し支援してくださる皆さんに、謝辞と敬意を表して下さいました。感謝とともに、心からお礼を申し上げます。
被災の年に長岡の避難所から参加し、今年は南相馬から来られた方はこう言われました。「2年前の非難の時、どれだけ勇気づけられたか、癒されたか、変わりゆくふるさとを憂いつつも、今日も元気をもらっています」ともあれ、私たちはどんな状況でも、これからも支えあいの結と恩返しの真心を共に高めあっていきましょう。