田植えは5月25(土)に行います
先日は道普請、総会に大勢の皆様から参加いただきありがとうございました。 ふるさと会の田植え日は今現在の田んぼの残雪の状況から25日に行なうことになりましたのでご連絡いたします。
25日(土)AM9:00からとなりますので、汚れてもよい服装で参加くださるようお願いいたします。
又、昼食はおにぎり程度を持参下さい、今年も肉汁は計画したいと考えております。 参加いただける方、できるだけ連絡をお願いいたします。(食材他の準備の都合上、人数把握をしたいので!)
尚、今年の田植えには、先日致しましたように昔ながらの田植え衣装(画像参照)を10組程、準備いたしましたので着用ご希望の方(女性用)は申し出下さい。
事務局 石井
2013.05.07 | 新着情報
山古志木篭ふるさと会 第4回総会
5月3日(金)、山古志木篭ふるさと会の総会が郷見庵で行われました。中越震災から約8年、ふるさと会設立から4回目の総会。昨年の活動総括が承認され、今年度の活動のアイディアを話し合い、今年もいよいよ本格的なふるさと会のスタートを切りました。
「木篭集落はお年寄りの多い小さな小さな集落です。けれどこの村が、全国から周囲の皆さんの力でこうして元気になっている。本当にこころから感謝しています。そして、地震からの復興だけでなく、木篭集落のこの“コミュニティーの形”が大学や研究をされる方々から今注目を集めています。木篭の私たちでだけではできないことが、周りの皆さんの力で実現しています。今年もどうか、一緒にふるさと会を元気にしていきましょう」と松井会長から挨拶がありました。
郷見庵2階の畳の上で、集落のお父さんお母さんたち、新潟県内各地、静岡、東京から集まったふるさと会員たちがみんな顔を寄せ合っての会でした。
会の前は、雨の中、みんなで協力して木篭集落の道普請を行い、会の後にはうるい汁や持ち寄ったご馳走で美味しい昼食をいただきました。すると午後から青空が広がり始め、山を散策したり、昨年植えた雪割り草の様子を見に行ったり。それぞれが木篭の春を堪能しました。
4月21日 郷見庵オープンしました
郷見庵が長い冬ごもりから明けました。今日の山古志木篭には春の雪がちらちらと舞っていました。
昨日は、地元住民とふるさと会の有志が集まって、郷見庵の冬がこいを外したり、掃除や片づけをして今日のオープンを迎えました。いつもの木篭のおばちゃんたちも待っています。木篭の山菜はまだ雪の下ですが、地元長岡から一足早くシャキシャキの「こごめ」や「うるい」が届きました。郷見庵横の斜面には、雪割り草が顔を出し、ピンクのつぼみをふくらませています。
道路はきれいで、雪も雨のようななごり雪ですので、車はもちろん普通タイヤで大丈夫です。皆さんのお越しをお待ちしています。
平成25年度 春のふるさと会行事予定
本年もふるさと会の活動は総会もって始動したいと考えておりますので4~5月の計画をご案内いたします。
1.郷見庵開店 4月21日
午前中から準備を進め開店いたしますのでお手伝い頂ける方の応援をお願いいたします。
2.ふるさと会総会及び春の道普請 5月3日
9時から道普請として郷見庵周辺の整備(看板設置等)、集落の美化活動(ゴミ収集等)を行ないます。
11時からふるさと会総会を郷見庵2階で行ないます。
午後からフキノトウ、山うど等の山菜が採れるようでしたら近くの山歩きも行なえたらと考えています。
(昼食は各自持参でお願いします)
3.田植え 5月19日 又は 5月25日
雪解けの状況を今月末まで様子を見て、あらためてお知らせいたします。
今年の田植えには、会員有志の方達が昔ながらの衣装(もんぺ、はんちゃ、前掛け、すげがさ)を10組程度作って、田植
に花を添えることになっておりますのでお楽しみに!
賽の神 ~がんばろう東北・福島、がんばろう山古志~
年初めの賽の神を、1月13日、郷見庵わきの広場で行いました。「がんばろう東北、福島、南相馬、がんばろう山古志、冬は必ず春が来る」とメッセージを賽の神につけて火をつけました。風も少なく炎はまっすぐ天高く燃え上がり、お餅や甘酒でポカポカ。福島から長岡で避難生活を送る方々も来ていただき、一緒に新しい年を迎えました。子供たちは雪遊びに夢中。ソリ、かまくら、雪合戦と笑顔でかけ回りました。今年こそ、東北、福島、南相馬に、少しでも先の見える希望がみえてくることを、心より願っています。
蕎麦祭り、大根人参取り、フラワーアレンジメントで一期一会に感謝
11月23日(金)(祝日)毎年恒例となった蕎麦祭りを行いました。この日は朝から霧がけむる小雨まじりの日でしたが、小高町の牧さんをはじめ、集まった30人のパワーに押され、午後から雨はあがりました。さて今年の蕎麦の作付けは猛暑の為不作で2回行いましたが、取れた量が少なかった為、他集落の実を仕入れての蕎麦打ちとなりました。一昨年までは素人だった「師匠」の手ほどきの元、「ワイルドだぜ~」とばかりに蕎麦粉と格闘して、きしめんや素麺や二股に分かれた個性溢れる蕎麦麺が完成。一方、初めてこられた新潟の鶴巻さんの旦那さんが台所に立ち、見事な包丁さばきや豊富な料理の知識で美味しい天ぷらが完成。ふるさと会のことを興味深く聞かれておられました。それから18日に島田さんが南相馬で宍戸さんから頂いた赤い毛糸の帽子に想いを寄せて、一緒の想いでお蕎麦をいただきました。その後、大根と人参の収穫をしました。まるまると太った大根には愛情と感謝がいっぱい。一年ぶりに木籠に来られた新潟の坂井先生(フラワーアレンジメント)は、畑と集落と滑り落ちた山の土砂とせき止められた川を眺めながら、山を開いて高台へ移転した経緯を石井さんから聞き、住民の心根の清らかさ、たくましさに感動。その後、卿見庵の2階に美しいフラワーアレンジメントを飾っていただきました。
こうして新しく参加される方にとっては、私たちがふだん見慣れ聞きなれている木籠のことが新鮮に映ります。そのおかげさまで私たちは会発足の当初の「初心」に帰れることができます。これからも一期一会に感謝し、そこから得たものを初心の想いで恩返しと集落の絆の維持に繋げていきたいと思います。
恩返しと恩返しの真心で、南相馬に♪花は咲く花は咲く♪
11月18日(日)、今年も南相馬に、闘牛会、ふるさと会有志、小高町出身の牧さん夫妻20人で恩返しのお米を届けました。
伺った先は、昨年と同じ鹿島区小池長沼地域の仮設住宅(200世帯)で、今回は「天の風、浜街道号」をお披露目しました。この日は寒冷前線の影響で南相馬も風が強い寒い日でしたが、到着前から大勢の方が並んでおられました。
差し入れを用意して出迎えていただいた菅野さん、今井さん、宍戸さん、東さんと再会し、固く手を握って笑顔そして涙、笑顔、・・・。挨拶の後、「浜街道号」が見守り、関さんの奥様、児玉さんの唄が流れる中、闘牛場で募った真心で購入した新米500kg(一袋2kg、山古志小学校の生徒の応援メッセージ入り)、ギョーザ400食、枝豆20kグラムが励ましの言葉とともに、一人ひとりに手渡されました。加えて、初めて見る「天の風、浜街道号」(1200kg)に仮設の方々はただただ圧倒され、その恩返しの想いの大きさにうなずかれていました。仮設の子供たちもおっかなびっくりで興味深々。元気な姿を見ることができました。
ともあれ、これからも中越地震で被災した私たちが元気な姿を、希望や夢や勇気を見失っている南相馬をはじめ、被災地の方々に見ていただくことが、なによりの「恩返し」であり、そこから絆と勇気と幸の花は咲き続けていくと信じます。
2012.11.24 | 新着情報
郷見庵感謝祭 ~震災から8年、郷見庵2周年~
中越地震から8年目の10月23日に、震災復興に対する感謝と開店2周年を迎えた郷見庵のお祝いを兼ねて「郷見庵感謝祭」が行なわれました。あいにくの雨の中、大勢の方にお出でいただき「つき立てのお餅の振舞い」「巨大カボチャの重さ当てクイズ」「お茶、新米、落花生の掴み取り」等の賑やかな催しで、郷見庵を訪れたお客様に楽しんで頂きました。
10月7日 雪割り草植え
木籠集落の鎮守様、諏訪神社の境内にある大欅(江戸初期から夫婦欅と呼ばれる長岡市指定の天然記念物)の根元に50株以上の雪割り草(みすみ草)の苗植えを行ないました。
この場所は4年前に建て替えた社の跡地ですので、来春雪解け後(5月中旬)、色とりどりの可憐な花が咲くよう神様が見守ってくれることと期待しております。
苗植えの後は5年前に植えた芝桜の花文字畑の草刈りを行いました。こちらも来年の6月初旬に『山古志コゴモ』の花文字浮かび上がることと思います。
9月15日 山古志ウオークおもてなし、サツマイモ掘り
9月15日山古志ウォークおもてなしと、さつま芋掘りで胸いっぱいになりました。
木籠もあいかわらず暑い日が続いていますが、澄み切った星空と、朝霧たちこめる集落、谷間のすがすがしい空気が、旅愁をいざなう秋を感じさせます。
「長岡ツーデイマーチ」、初日の「山古志ウォーク」には、木籠を通る22キロのコースが企画されました。9時半から11時半ころまで、ふるさと会で作った案山子が迎える中、参加者150人の方におもてなしをさせていただきました。
今回のおもてなしには漬物やさつま芋に加え、かき氷とポップコーンが登場。長岡に避難されている南相馬の牧さん夫妻、川瀬さんも駆けつけてくださり、心にしみる恩返しのおもてなしになりました。
さて、午後からはさつま芋ほりを行いました。芋本体を傷つけないようにスコップや桑で掘り探るのは本当に難しい“業”が必要です。手間ひまかかって皆さんの愛情がいっぱいつまったさつま芋は本当に甘く、ふるさと会の名脇役の一つです。
さて23日は主役の一つ、お米の稲刈りがあります。ご馳走を用意しておりますので、みなさん笑顔でお会いいたしましょう。